Eセットは、ドイツ、ポーランド、フランス、イタリア、スペインの欧州5か国です!
欧州のほぼ中央に位置するドイツは、国土の約3分の1が森林、約46%は農地で、緑のあるくらしが特徴的です。家庭ではシステムキッチンを、産業では工業を発達させる一方、労働者を守るために店の営業時間は規制するなど、まさに合理的なくらしぶり! 400種類もあるといわれるパンやボリュームいっぱいの肉料理、学校での平和学習など、ドイツのくらしを紹介します!
国名に「平原の国」という意味のあるポーランド。戦争でほぼ全壊した旧市街を再建するなど、伝統を大切にする国民性は、食事や住居にも見られます。家にキリストをまつるコーナーがあったり、子ども部屋に聖人の絵が飾られていたりと、宗教が生活に根づいているのも特徴のひとつです。たくさんのスープ料理、人気の柔道教室、山地に暮らす人々など、ポーランドのくらしを取材しました!
西ヨーロッパ最大の国フランスは、農業大国で、食は文化と考える美食の国。食卓には、地産地消の手づくり料理が並びます。自由・平等・友愛の精神が、学校はもちろん社会の隅々にまで浸透する一方、様々な社会問題にも直面しています。洗濯物を家の外には干せないパリのくらし、飛び級があるけれど留年もあり得る小学校、市役所で行われる結婚式など、フランスのくらしを紹介します!
イタリアの国土は、山地の多さと長い海岸線が特徴です。「家族」を重視する生活や、革製品や陶器をはじめとした職人の手仕事からは、伝統と革新というイタリアの精神が伝わってきます。パスタやピッツァに代表される小麦粉料理、かっこいい乗り物の数々など、イタリアのくらしを取材しました!
「太陽の沈まぬ国」ともいわれたスペインは、多くの民族と交流してきた歴史をもつ国。イスラム教徒からは建築技術や米食が伝わり、少数民族ロマの踊りはフラメンコに大きな影響を与えました。首都マドリードは、今でも多様な民族がくらす国際色豊かな都市です。州や学校ごとに独自の教育方針で運営される学校、華やかでにぎやかな祭りの数々など、スペインのくらしを紹介します!
【各巻の掲載内容】自然と気候/国のあらまし/住居と習慣/食と習慣/まちとくらし/学校生活/子どもの遊び/スポーツ・娯楽/行事と冠婚葬祭/くらしの多様性/SDGsとくらし/日本との関係/ほか
続きを読む