知能に問題がないのに読み書きができない「ディスレクシア」(読み書き、記憶が困難)という障害。
怠けているからできないんだ、と努力不足を責められ、教育的には置き去りにされ、
深い失望感の中で生きているのが日本のディスレクシアの子どもたちの現状だ。
前作『怠けてなんかない!』から7年。第二弾では成人した青年の足跡を追いながら、
その後の生活と課題を洗い出し、対応策を考える。何ができて、何ができないのか、
それをどう工夫し、克服してきたのか、何が必要なのかを探る。家庭でできること、
また、読み書きを補助してくれるツールも紹介。
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