動物園フリークの娘が手にした一冊。デュボアザン画伯の絵が、フランスアートチックで大好きだ。
動物園に生まれたライオンの仔フランソワが、自分の生きて行く道を独りで探っていくお話。最初はご令嬢のお屋敷ペット、大きくなるとサーカス団団員。やさしい気性を褒めた団長が、元の動物園に戻って、子どもたちみんなを楽しませるように薦める。回り道をしながらも、自分のやりたいと思える意外な仕事に出会う。そんな息子を心から自慢に思う父と母ライオン。ちょっと感動。
夢も現実も大切だけれど、本人の個性を光らせることが一番、のようだね。度量の大きいライオンに、脱帽。感謝 (もゆらさん 50代・その他の方 )
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