新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
ピーターサンドさんのねこ

ピーターサンドさんのねこ

  • 児童書
作: ルイス・スロボドキン
訳: 清水 真砂子
出版社: あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,430

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • Amazon Pay

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

中面を見る

作品情報

発行日: 2012年01月30日
ISBN: 9784751524756

出版社のおすすめ年齢:低学年〜
判型: A5判/ページ数: 80頁

出版社からの紹介

楽しいバカンスを過ごすために別荘にやってきた人はみんな、「ねこがいたらいいのにな」と思います。その願いをかなえてくれるのがピーターサンドさんでしたが、ある夏事件が・・・。

ピーターサンドさんのねこ

ベストレビュー

スロボドキン

清水眞砂子さんの講演会で、清水さんの13年ぶりの翻訳児童書とあり、作者がスロボドキンということもあって買い求めた本です。

スロボドキンの本が好きで、見つけるとつい読みたくなります。

ホタル島にやってくる別荘客たちは、滞在中にねこかいたらいいなと思い、ねこをたくさん飼っているピーターサンドさんからねこを借りるのです。

ところが、ピーターサンドさんが骨折したことで思わぬ事態となります。

ある事件なりきっかけなりで、今まで見えなかったことが問題として浮かび上がることがあります。このホタル島に起きたこともそんなことかもしれません。

私が息子に読み聞かせをしていて、最も驚いたことは別荘客たちが「ピーターサンドさん」の名前を「ピーター・サンド」さんであるということを知らなかったということです。

ねこを貸してくれる人=ピーターサンドさんという見方で、ピーターサンドさんが普段何を考えて何を大切にして生きているのか、そんなことには全く関心がなかったことの象徴であるかのように思えました。

それは根本的なことで、私たちが生活の中で見落としている視点があるかもしれないということにもつながるようにも思えるのです。

大人だからこんな深読みをしてしまうのかもしれませんが、息子は息子でピーターサンドさんとねこたちの生活に興味を示して、読み聞かせの後一人でも読んでいました。

分量的には100ページ未満なので長い話ではありません。中学年向けの児童書として良さそうなのですが、学校の朝読書だと、中学年ということで100ページ以上の本を読むようにとか長い話を読むようにという流れもあり、見過ごされてしまったら悲しいなあと思います。

子どもたちの興味や好きなことを身近な大人がよく知っていて適切な時期に本を勧めてやることができたらいいのにと思います。
(はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)

関連記事

出版社おすすめ




人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

ピーターサンドさんのねこ

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット

閉じる

入荷リクエスト
ありがとうございます

入荷のお知らせが欲しい方はこちら