「毎日楽しくてしょうがなか！ がばいばあちゃんが教えてくれたこと」 みんなの声

楽しい！佐賀のがばいばあちゃんの絵本バージョンです。
「人生は総合力」「今日、明日のことばかり考えるな」
おぉ！いい言葉って思えるものから、そんなんあり（笑　っていうものまで、教訓が続きます。それがおもしろくて楽しくて、ママとして子どもに是非読ませたい本でした。

そこぬけに明るくて、がばい（すごい）人。
貧乏なんてまったく気にせず、恥ずかしさの基準がまるで違う。

全てをありのままを受け止め、自分なりに工夫する。考え方までも！
物を大切にし、まわりへの感謝も忘れない。

がばいばあちゃんを見ていると、“悩み”ということばの存在すら、忘れてしまいそうです。

たくさん笑って、いっぱい勇気づけられました。
とっても素敵な、がばいばあちゃん。人として、憧れます！

このお話は、島田洋七さんのおばさんのお話でした。島田洋七さんが子供のころおばあさんから教わった色々な節約の知恵が面白おかしく描かれていたので、うちの子も笑いながら見ていました。貧乏でも底抜けに明るいおばあちゃんが素敵なお話でした。

作者は「佐賀のがばいばあちゃん」で有名な島田洋七さん。
その内容を、１０の名言としてまとめられた絵本です。

何十年も前の話ですから、今では「えっ？！」とビックリするような話もあります。
でも、どんなに時代が変わっても、人として忘れてはいけない大切なことを、この絵本から沢山教えてもらったような気がします。

中でも「人に気づかれないようにするのが、ほんとうのやさしさ、ほんとうの親切」の言葉にはハッとさせられました。

そして「貧乏人がいちばんやれることは、笑顔だ」という言葉。
仏教に「無財の七施」という教えがありますが、まさにその実践だと思いました。

この絵本を通して、たとえお金がなくても、笑顔や優しさ、前向きな言動、周りに与えられるものは沢山あると知らされました。

そして、はたこうしろうさんの挿絵がまた素敵です☆
白黒ページはどこか漫画風で、吹き出しにセリフがあったりします。
カラーページは、自然の色が溢れていて、とても落ち着きます。
特に夕焼け空がとても美しいです。

お話の内容も、挿絵も、大満足な１冊です。