実は、私は「ねこのヘンリー」シリーズで、この絵本を最初に知りました。ある司書の方が、ブックトークしてくれた本の中の1冊だったんです。
その時は、「ふ〜ん」こんな絵本もあるのか、くらいでそれほど心に残りませんでしたが、自分で声に出して、子どもたちに読んでいたら、
ヘンリーが可愛くて可愛くて!
何度か触れているうちに味が出る絵本かもしれません。
今度のヘンリーは飛びますよ!それも、ただちょっと高いところから飛び降りるとかじゃなくて、気球に乗って、空を旅しちゃうんです。
かっこいいけど、飼い主としたら、生きた心地がしないかも…!?
好奇心旺盛で、頭脳明晰な猫と、クラスのは、ドキドキが絶えないだろうな〜と、飼い主の気持ちになってしまいました。
でも、子どもなら一度は自由に空を飛んでみたい!って、思いますよね?
子どもたちの夢をかなえてくれそうなヘンリーの冒険絵本。
幼稚園の年長さんくらいから小学校高学年くらいまで、お薦めです。