突然出現する時の擬音が「ぬ」というのは、その音の印象からすると
実に言い得て妙です。
ということで、妙な白いお化けもどきが「ぬ」と現れて、
みんなが驚く、という趣向。
絵本のページをめくるという動作が実に効果的な展開です。
でもね、妙齢の女性の入浴中に「ぬ」は少し恥ずかしいです!
親子で読むならほほえましいですが、
ずいぶん悩んだあげく、おはなし会では読むのを断念してしまいました。
さて、驚いてくれない人たちもいて、お化けの、そのがっかりとした表情から、
驚いてほしかったことがわかり、ほほえましいですね。
そして、ピカイチの反応をしてくれた人がラストに登場。
そう、この反応は世界で一番いとおしいですよね!