「ことりのメル おっこちる」 みんなの声

わあ、なんてこと！
初めて飛んでみようと試みた小鳥のメルが、
こともあろうに、ぐんぐん落っこちる！？
そりゃあ、みんな大慌て。
そして、水中に。
ここからがすごいすごい。
メルがカワセミだったこともあり、魚をくわえて、どんどん！？
本の向きを変えてのページのめくり方が愉快愉快。
絵本ならではの疾走感です。
そして、ドラマティック。
ちゃんとオチも備え、めでたしの着地もお見事。
何かと見守ってくれる存在があちこちにある安心感をたっぷりと。
幼稚園児くらいから、大騒ぎになりそうです。

かわいい表紙にひかれて読んでみました。たてにひらく、おもしろい絵本のつくりです。とんでみたメルが、とべずに落ちていく。どこまでおちるのか、ページをめくっていくと…なるほど。おもしろいです！絵もかわいくて、ほっこりしました。

図書館の新着コーナーで見つけました。
絵本を縦に開く、ちょっと変わったスタイルの作品です。
カワセミのメルが飛んでみようと巣穴から飛び出しますが、下へ下へと落っこってしまいます。
途中、水の中で「本の向きをかえてね！」の指令が。本を回転させて、逆向きにすると……。
うれしいしかけにワクワクしました。
かわいいイラストで、大人もたのしめます。

小鳥のメルが初めて空を飛ぼうとするお話です。

飛んでみようとしますが、落っこちていく姿が丁寧に描かれいます。同じ気に住む虫や動物たちもメルを心配して助けようと試みますが失敗してしまいます。
最後に落ちてしまった水の中で魚を捕まえると、空へと再び飛んでいきます。

縦に絵本を捲っていくので、なんだか新鮮さを感じました。
カワセミがどのようにして魚を取るのかという部分や、特性が上手くに描かれていて良いと思いました。