「子どもとよむ日本の昔ばなし27 天女のはごろも 」 みんなの声

私たちの祖先によって何世代にも語り継がれた昔ばなしには、子どもの心を惹きつける力があるように想います。ルビも降ってあるので、一人読みをはじめたお子様にお勧めです。文章量はそれほどありませんが、ストーリーがじっくり心に記憶に残る作品です。

いくつか羽衣伝説のお話を読みましたが、いろいろなパターンがあるなーと思いました。
男と相思相愛だったりそうでなかったり。男との間に子どもがいたりいなかったり、子どもといっしょに天に帰ったり帰らなかったり…等。
七夕の話といえば織姫・彦星の話が有名だと思うのですが、織姫・彦星の話だけというわけではないんだなーと思いました。

てのひらサイズの絵本です。

七夕の由来がわかる絵本です。

天女の子守唄では、子供をあやしても泣き止まないので子供から羽衣の

居場所を知ると、やっぱり天女は羽衣を着ると天に帰ってしまうのはわ

かるのですが、子供を置いて一人だけ天に帰ってしまったのがちょっと

悲しかったです。子供が天女を見送る姿は不憫に思いました。

孫にも読んであげて七夕のことを教えたいと思いました。