今まで、乗り物の絵本には全くと言っていいほど興味がなかったのに、すっかりハマってしまいました。山本忠敬さんの描く乗り物って、どうしてこうもダイナミックで力強いんでしょう。主役はちいさなプロペラ機なのですが、わたしは大きなジェット機にすっかり魅了されてしまいました。本当にカッコいい!
そして、ジェット機のあまりのカッコ良さに圧倒され、自分のことが恥ずかしくなってしまった、プロペラ機にかけた言葉がまた素晴らしいのです。
やっぱりかっこいいジェット機は言うこともカッコいい!
もちろん、小さなプロペラ機が初めて空に飛び立つ場面も感動的です。
ジェット機が嫌な奴だと何だかなぁと思いますが、どこまでも男前なので、それも含め読後感がとてもいいです。