ねえ、おぼえてる?(偕成社)
国際アンデルセン賞画家賞受賞作家最新刊
はっけんずかんプラス 妖怪(Gakken)
しかけをめくると妖怪が登場!今大人気の本格子ども向け図鑑
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5歳幼稚園年中さんの娘が図書館で手に取ってきたので一緒に読んでみました。 内容は脳性麻痺障害を持つ電動車椅子のお父さんと男の子が二人でおばあちゃんのうちへ帰省するというお話です。 電動車椅子での電車移動の大変さや人々の助け,たくさんのことを感じることのできる絵本でした。 大人の私も色々感じ考えさせられる絵本でもありました。
投稿日:2015/11/22
驚きです。この画風は”いまきみちさん”の絵だとばかり思って読んでいました。”チータカ スーイ”の西村繁男さんも共同で描いているとは全然気がつきませんでした。でも再度読み返してみると人物は今木さんが担当してそれ以外の背景は西村さんが担当しているのかもしれないなと勝手に想像しました。御二人の得意分野を生かして共同制作しているこの絵本は本当に魅力ある絵本だと思いました。内容も特別な一日を描いているのではなく日常を描いているところが良かったなと思いました。公共交通機関をたくさん利用するのは大変そうでしたがとにかくお父さんと息子が2人で楽しそうに行動しているのが良かったです。子供もお父さんを助けるのが自然と日常になっているところが良かったです。御父さんの膝の上に乗っている息子はお父さんが大好きで仕方ないのだなという気持ちが伝わってきました。
投稿日:2007/12/06
小児麻痺で足が不自由なおとうさんを、ごく自然に振舞っているおかあ さんは強いと思いました。夏休みにおとうさんの田舎の郡山に、あきく んとおとうさんの二人だけでお出かけさせるおかあさんに感心しました 電動車椅子で、自由に行動できるおとうさんも凄いと思いました。 駅の階段や道路の段差、電車の段差などに手を貸す人びとの善意にも 人ごととは思えなくて嬉しくなりました。 電動車椅子が足になっているおとうさんは、幸せだと思いました。 温かい善意に支えられて感謝したい絵本でした。
投稿日:2010/04/24
お父さんと一緒に帰省するあきくん。お父さんが、脳性小児麻痺で、電動車椅子ということが、さらっと書かれています。 車椅子での移動は、多くの人の手を借りるということや、車両を選ぶ点など、大変なこともあるのですが、淡々と描かれていて、 障害ということが、読んでいる私たちに、特別なことでなく自然と伝わってくる点がいいなと思いました。 あきくんが無邪気で、新幹線の中をいろいろ探検する点は無邪気そのもの。絵が細かく描かれているので、絵をよく見ると発見があり楽しかったです。 あきくんが疲れてお父さんのひざに乗せてもらうなんていうふれあいもあって、ほのぼのとした感じがいいなと思いました。
投稿日:2008/05/07
まだ子供が言葉をあまり話せなかった時に、それでも乗り物の絵本が好きだったので、この本をみつけて購入しました。 脳性マピで歩けないので電動車椅子に乗るお父さんと息子のあきくんが、自宅から出発してバス・在来線の電車を乗り継いで最後には新幹線で、お父さんの実家の郡山まで行くという話です。 普通、このてのテーマはなんとなく重たい感じがするものが多いと思いますが、乗り物絵本を読むという感覚で読みつづけることができ、なおかつ、子供には知っておいて欲しいことが、自然な文体と沢山のカラフルな挿絵をとおして、学べます。 表紙を見ただけでは新幹線の話だと思っていましたが、子供も、そんじょそこいらにある乗り物の本とは違って、ストーリーがあるのが楽しいらしく、飽きずに聞き続け、また、特に、たまたま主人公の2人が乗るバスが地元を走っているバス(神奈川中央交通)なので余計親しみが持てているようです。今では、「アキくんの本」と言っています。2歳では長いかなって思うかもしれませんが、充分に楽しめると思います。それ以上の年令のお子さん、また大人の方にも是非読んで欲しい本です。お薦めです!
投稿日:2007/11/27
いつもはお母さんと一緒に保育園に通うあきくん。 でも今日は朝早くに出かけたおかあさんのかわりに 脳性小児麻痺の障害を持つ体の不自由なお父さんと一緒に 電動車いすに乗って登園です。 電動車いすはすすむ速度も自転車よりも遅く 通る道もいつもより遠回りしなくちゃいけません。 途中、影絵遊びをしたり、お父さんの膝の上に座ってお話ししたり 犬に吠えられたり。いつもとは違ったお父さんとの時間。 ゆっくりマイペースな時間をお父さんと一緒に過ごしたあきくん、 お父さんとのコミュニケーションも素敵でたいせつな時間を過ごしました。 登園途中、「おかあさんは?おかあさんは?」ばかり言ってたあきくんが お父さんとの別れ際、寂しそうな表情を浮かべてるところが 忘れられない朝をすごしたんだな〜って感じさせます♪ 主人も、「こういう時間素敵だよね〜」なんてうらやましそうな様子 (^◇^) このお話しは、著者の白石さんと息子のあきひさくんとの ふれあいのなかでの実際のお話だそうで、第2作目には 『おとうさんといっしょに おばあちゃんのうちへ』も出版されてるようです。 そちらも是非、読んでみたいな〜♪
投稿日:2007/05/25
脳性小児麻痺で体をおもうように動かせないお父さんとあきくんが 夏休みを利用して郡山のおばあちゃんの家まで旅します。 電動車椅子を使っているため様々な苦労があります。駅の階段では車椅子を運んでもらってお父さんは一生懸命歩かなければなりません。 この絵本の素晴しいところは、それらを日常の風景として自然に描いていることです。 それでいて、色々なことを感じ、学ぶことができるのです。 このような素敵な絵本を、もっと図書館や幼稚園に増やして欲しいですね。
投稿日:2004/01/20
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