「バースデーケーキができたよ！」 みんなの声

ゆっくり、ゆっくりの孫も、車椅子を使うので違和感なく読めました。表紙の絵に魅せられました。バースデーケーキは、いつも手作りなので毎年娘のお手伝いをしているので、手順もよく楽しんでお手伝いをしています。孫たちが作ったケーキは凄く美味しいです。ケーキが食べたくなりました。

３歳次女が選んだのですが、５歳長女の方が気に入ったようです。

りえちゃんがお母さんのためにおねえちゃんとケーキを作るお話です。最初はりえちゃんが車椅子なのがどうしたのかなと思ったのですが、作者のくぼりえさん自身のお話なのですね。でも車椅子の風景がごく自然に描かれています。そこが良かったです。

温かい姉妹、家族の様子に温かい気持ちになりました。

なにげなく、手に取ったこの本。
料理のお手伝いが好きな我が子にと思って選びました。
すると、主人公のりえちゃんは「車椅子」ではありませんか。
この本の作者は、全介護が必要で、車椅子生活をしているそうです。

この本を読んでいても、車椅子の違和感がなく、この絵本に溶け込んでいます。
息子は学校で、福祉の勉強をしていたので、すぐに反応をしめしました。
子供が親を思う気持ちはみな一緒。
楽しそうに、姉妹で、お母さんのために、ケーキをつくっているのをみて、お母さんの誕生日には、二人で作ってあげるからね。って言ってくれました。

お母さんのお誕生日にお姉さんと協力してケーキを作るりえちゃん。
失敗しながらも、知恵と工夫で素敵なケーキの出来上がり！
ごくごくありふれた日常のひとコマですが、
絵の中でりえちゃんは車椅子に乗っています。
おはなしには一言もその記述はありません。
周りに溶け込んでいて、なんかとても素敵な光景です。
そう、これこそ、大事な視点だと思いませんか？

車椅子の女の子が出てくる絵本です。
最初は、なぜゆえ車椅子の子？と思いましたが、作者プロフィールを読んでわかりました。
いままで車椅子の子が出てこなかった方が、おかしいことに気がついたのです。
子育てしている時って、新しい発見の連続です。

何かのイベントでいただいた本だったのですが、３歳の息子がとっても気に入っています。
わたしもおねえちゃんとりえちゃんがバースデーケーキを作っていく過程が大好きです。
とくにクレープが破けてしまったり、くちゃくちゃになってしまったりするけど、つなぎ合わせて事なきを得るなんてところは思っていなかった展開だったので面白かったです。