4歳3ヶ月の息子に読んでやりました。外国の絵本を思わせるイラストですが、純粋に日本の作家さんがかかれたもの。でも、ノリは外国もので、とてもスピード感を感じました。というのは、ある王子のお父さんとお母さんがなくなり、すぐに隣の国が攻めてきて、それを偶然であったおばけと共に戦ってやっつける、というお話。なんか一気に読んでしまったみたい。でも、おばけに助けられるという発想がおもしろいですね。おばけもどろどろしてこわいものではなく、むしろ頼りになる存在。ちょっと姿形は、おばけそのもので強そうなイメージはありませんが・・・。ヒーローものや勧善懲悪が好きなお子さんなんかは楽しめる本かもしれませんよ。息子も楽しんでいましたね。まるで戦いごっこの絵本と錯覚したみたい。