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青葉の笛」 みんなの声

青葉の笛 作:あまん きみこ
絵:村上 豊
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,320
発行日:2007年01月
ISBN:9784591095706
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,478
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  • 不条理な切なさ、美しさ

    わが子と同じ年頃の若武者の首を切り落とす。
    そんな不条理で残酷なお話ですが、平家物語の一ノ谷の合戦の逸話として切なさとやるせなさが、描かれていて、美しくも感じました。
    戦の前に、若冠十六歳の若武者平敦盛の奏でた笛の音に心打たれた熊谷次郎直実でしたが、その若武者を切らねばならなくなった時、正に諸行無常の境地に立たされます。
    逃がしてくれようとする情けに、武将の意地とて自分の首を差し出す敦盛のいさぎよさ。
    言い様のない虚しさに胸がいっぱいになりました。
    「戦いとは何か。人を殺すことが手柄なのか。…。武士とはいったいなんなのか。」
    直実の自問自答のシーンがとても気高く感じました。

    投稿日:2013/04/27

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  • なんとも切ない!

    • 押し寿司さん
    • 70代以上
    • じいじ・ばあば
    • 愛知県

    小次郎と、おなじ年ごろのお方を討ってしまった。この子の父親

    は、さぞ 案じておられることだろう。と、熊谷が思う父子の情愛

    に、とても切なく思いました。むなしい思いの熊谷に、戦ってきた

    武士たちの思いも同じだなあと思いながら読みました。

    投稿日:2019/12/28

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    0
  • 気高さ

    平家物語の名場面、敦盛の最後の絵本版です。

    絵本にしたらどんな感じなんだろうと思って読みましたが
    読み手の私が何度もぐっとくる場面がありました。

    4年生の娘には難解な言葉があるらしく
    「それはどういう意味?」と聞かれながらの読書になりました。
    親の子への思い。
    子が親を思い、しっかり振舞うさま。
    まだあどけなさの残る敦盛の毅然とした最後。
    神々しい笛の音。

    すべてが奇跡的な融合をしてできあがった
    見事な作品だと思います。

    投稿日:2014/06/20

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  • 戦になると

     「平家物語」のなかのお話です。
     平家と源氏の戦い。

     源氏の直実がとらえた、平家の武将は敦盛でした。わが子と同じ年頃の少年です。けれど戦になると、年齢など関係ありません。敵はたおさなければいけませんが、、、。

     直実や敦盛の思いが、つたわってきました。しみじみとした絵も、お話にぴったりでよかったです。

    投稿日:2014/05/06

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