トガリネズミのプンブルばあさんは年老いて 目が見えなくなっていました
娘が遠くの海辺へお嫁に行って 一人暮らし ちょっと切ないお話しですが・・・
「なにか、いいことが おこるかねえ」 冬の間みんなから頼まれた縫い物を仕上げています(前向きに生きているのが 伝わります)
目が見えなくなって たのまれた模様ではなくて違う模様になるんです
オコジョのせいいちろうさんは ネコヤナギの模様頼んだのに・・・
チョウチョがいっぱい 心の目で眺めながらぬっているとこんなもようになったんです 不思議なことが起こるのですが
みんなも おばあさんのこと大好きなんですね(おばあさんの人柄が良いんです)
娘のゆり子からの便りがなく 悲しかったのでしょう
いろんなことを思い出していたのですね
ゆり子が、「お星様って 夜空のタンポポだね」こんなことを言っていた。
思い出していると お星様の模様のおくるみに(ねずみさんの赤ちゃんの頼まれもの)
そして 不思議なことが 孫のあさ子が本当に手紙を持って尋ねてくれるのです
なんだか 嬉しくなりました! おばあさんの切ない気持ちがひしひしとわかるので 孫がやってきてくれたとき 自分のことのように嬉しく思えました
孫のために作った綺麗なあさがおのもようのショールを作ってあげて
不思議と通じ合っていたのですね 気持ちが、 娘の手紙も読めないのですが孫が一緒に暮らしてくれて本当に嬉しいですね プンブルばあさん (読んでいると、ちょっと涙が出てくるんです)
みんな老いていくのですが・・・・ 幸せな気持ちで老いを迎えられたらしあわせだな〜 そんなことを思いながら・・・・
せつなく 不思議で 綺麗な お話しでした
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