はりきって遠足に出かけたぐりとぐら。
あんまりはりきりすぎて、もう一杯時間を過ごしたはずなのに、お弁当にはまだまだ早すぎる時間。一体どうなるの?と思っている時に、事件が・・・。
お話はどんどん展開し、みつけた毛糸をクルクル巻いて玉にしていくうちに、大きなクマさんに出会います。自分が着ているセーターの糸がほつれているのに気が付かないのんきなクマさん。
この絵本を読んだのがちょうど子どもに手編みのベストを編んでいる頃で、実際に家の中に毛糸玉があり、手で触ったり転がしたり、興味津々だった実体験があったので、子どもも毛糸玉の行方が、とても興味深かったようです。
最後はいっしょにお弁当タイムでめでたしめでたし。でもこんなに大きなクマさんと一緒にランチしても大丈夫なお弁当の量って、すごいな、ぐりとぐらのリュックにどんなふうに詰められていたのだろう?と、最後まで楽しめるお話でした。