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たった ひとつの ひかりでも

たった ひとつの ひかりでも(評論社)

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かあさんのいすなかなかよいと思う みんなの声

かあさんのいす 作・絵:ベラ.B.ウィリアムズ
訳:佐野 洋子
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1984年07月
ISBN:9784251005083
評価スコア 4.65
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みんなの声 総数 36
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  • あたたかな絵本

    おばあちゃんと、かあさんと3人で暮らす主人公の女の子。
    あるとき家事にあって、家や家具を失いました。
    おかあさんはレストランでウェイトレスとして働いています。おばあちゃんは、節約をしています。わたしは、できることはお手伝いをするようにしています。3人はそうやって少しずつ大きなビンにお金をためていきます…。支え合って生きる温もりを感じる絵本です。

    投稿日:2021/07/15

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  • 母はたくましい

    火事で全て燃えてしまった、家族のお話でした。
    不幸な出来事なのですが、何とたくましく生きていることでしょう。
    家族も固い絆でつながっていますし、ご近所さんの協力が温かいですね。
    続編もあるようなので、楽しみです。

    投稿日:2012/12/04

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  • 家族の絆が感じられる絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1983年コールデコッド賞オナー賞受賞作品。
    ベラ・B・ウイリアムズは、この「かあさんのいす」に続けて「ほんとにほんとにほしいもの」「うたいましょう おどりましょう」を発表しています。

    「かあさんは、ブルータイル食堂ではたらいています。
    ウェートレスをしています」
    という書き出しで始まります。
    次のページには、大きなビンがあって、どうも小銭を貯めているようです。
    家族は、かあさんとおばあちゃんと私の3人。
    疲れているかあさんが椅子に座って寝てしまっている姿は、生活感が全面に出ている感じです。
    大きなビンの中の小銭は、椅子を買うことに使うとあるのですが、火事で焼けたからとあり、ここから話が時を遡るのです。

    火事があって、アパートに引っ越したことや、何も無くなってしまったので椅子を買いたいという切なる希望が綴られています。
    そして、ビンに小銭が一杯になった時、誰しも椅子が買えるのか、早く結末を知りたくなったのではないでしょうか?
    妙に、話自体が身近に感じられ、自らを登場する人物に投影してしまっているからだと思います。
    額縁のように縁取られた絵は、華やかさを添えるもので、被災した家族の暗さを微塵も感じさせないアクセントとなっています。

    人の優しさや家族の絆が感じられる気持ちの良い作品です。
    おじいちゃん(とうさんのとうさん)が登場し、とうさんの存在がないことが一寸気がかりでしたが、それが逆に3人の絆を上手く表現しているのだと思いました。
    3部作を通して読んでみたい、そんな作品です。

    投稿日:2011/04/16

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  • 絵がきれいです

    絵がすごくきれいです。
    外国の方の絵本って色使いが独特で
    とても新鮮に思います。
    火事にあって落ち込むところを
    子供はきれいな椅子を買おうってそれ一心に頑張ります。
    おばあちゃん、ママ、わたし。
    家族みんなで助け合って支えあって
    生きていく素晴らしさを感じました。

    投稿日:2011/04/01

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  • すてきな家族

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    火事にあい何もかもなくなったところからの再出発。でも、くじけず、前向きに生きる家族の姿が、明るい色彩とともに描かれ、読んでいると、こちらのほうが力づけられました。

    いすを買うために、こつこつ小銭をためる…こうやって、手にしたいすは、これからずっと大事にされるんだろうなあ。
    ものを大切にする気持ちも生まれますね。とてもすてきな習慣だと思います。

    いろいろなものを提供してくれる近所の人の愛も感じて、みんなで協力し合って生きているコミュニティーのすばらしさも表れている本でした。

    投稿日:2007/12/18

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  • 前向き

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子2歳

    とてもきれいな挿絵で描かれたこの絵本。
    かあさんはブルータイル食堂ではたらいているんだって。
    かあさんの娘の私の視点からお話が描かれています。

    きれいな青い食堂は表紙にもなっていて、目をひきます。

    かあさんが働いたお金の小銭、私が働いたお金の半分、おばあちゃんがくれる小銭
    それはみんな瓶に入れます。

    大きな大きな瓶が描かれています。
    はじめはちょっぴり底の方にしかないのに・・・最後には持ち上げられなくらい満タンに溜まります。

    大変な大事件が起こって、一家3人アパートに越さなくてはならなくなるのですが
    娘さんの口から 悲しい、辛い、嫌だ、という台詞はなく
    ただ現実が繰り広げられています。

    この現実がシビアで読んでいて切なくなります。

    でも前向きです。とても力強いのです。

    ラストのおばあちゃんとかあさんとわたしの3人で椅子に座って写っている写真がとても良いです。

    どのぺージにもフレームがついていてその柄がそのページをとてもよく物語っています。

    投稿日:2006/11/01

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  • 最後はほっと明るくさせてくれます

    このお話は3部作構成になっており、1作目『かあさんのいす』、2作目『ほんとにほんとにほしいもの』、で3作目が『うたいましょう おどりましょう』です。

    3部作とは知らず一番最初に3作目の『うたいましょう おどりましょう』を読みました。
    しかしというか、やはり一作目から読んだ方が良い作品です。
    この絵本は登場人物の表情がよくあらわれています。
    これは3作目を上回ると思います。
    大人の方が2作目も読んでみたくなりました。
    娘は、変化のある色合いで描かれているの絵に興味を持っていました。
    リアル感あるお話でありながら、最後はほっと明るくさせてくれる作品です。

    投稿日:2003/12/16

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