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くずのはやまのきつね自信を持っておすすめしたい みんなの声

くずのはやまのきつね 作:大友 康夫 西村 繁男
絵:西村 繁男
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2009年02月
ISBN:9784834024302
評価スコア 4.07
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みんなの声 総数 13
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  • 心温まるおはなし

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    むかし、くずのはやまのふもとの小さな村があった。

    みんな田や畑を耕して暮らしているから、天気に恵まれて天災にも遭わずに豊作な年になることを願って暮らしている人たちだ。

    言い伝えに、くずのはやまのきつねが嫁入りする年は豊作だというのがあって、みんなが今年はどんなものかと気にしているのだ。

    きつねの嫁入りとは、またどうして?と思うが、言い伝えなのだから本当のところはだれも知らないのだろう。

    そんな言い伝えが残る村が、まだ日本にもあるのかなあと思うと、訪ねてみたくなります。

    私たちは文明を築くだけではなく、そういう自然を子供たちに残していかなければならないと思います。

    そして、こういうお話をみんなが読んでくれたら、みんなも私みたいなきもちになってくれるのではないかと思います。

    投稿日:2016/07/05

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  • お米が食べられる幸せ

    昔の日本の暮らしを知ることのできる絵本です。
    田や畑を耕して暮らし、米ができなければあわやひえを食べ、それもなくなると草や木の根を食べた。
    そんな生活、今の子には想像つかないでしょうね。
    もちろん私自身も経験したわけではないので、知識としてしかありませんが。
    飽食と言われる今の時代に、「米」を食べることの有難さ、食べるものがあることの幸せに気づかせられます。
    昔は子供たちも一緒になって田んぼや畑で働いていたんですよね。今はなかなかそういう光景、見ることがありませんが、昔の人はそうやって小さいころから食べ物の有難さを感じながら暮らしてきたんでしょうね。
    自分たちで食べるものは自分たちで作る、食の原点が描かれています。
    不作のときはひもじいでしょうが、念願かなってたわわに実ったお米は嬉しさもひとしおだったでしょう。白いお米をほおばる子供たちの嬉しそうな表情がとても印象的でした。

    昔の暮らしを伝える、貴重な絵本だと思います。

    投稿日:2011/04/24

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  • 今の子供たちにも伝えていきたいお話

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    なんだか見覚えのある絵、なんだか見覚えのあるタイトル。でも内容は思い出せず、図書館で借りてきてゆっくり読んでみました。きつねの嫁入りのシーンなどは、フラッシュバック!やはり私、子供の頃、読んだはずです。でも恥ずかしながら、内容はあまり覚えていませんでした。こんなお話だったんですね。しみじみ。
    食に困ることのない現代っ子の共感はなかなか得られないのかもしれませんが(私も含め)、昔はこうして、皆で協力しながら米を作ったこと。不作の年は正月に飯も食べられなかったこと。嵐から身を挺して田んぼを守っていたこと。伝えていかなければいけないことだと思いました。
    結構長いお話ですが、4歳の息子と一緒に、2歳の息子もずっと真剣に見つめていました。

    投稿日:2011/01/28

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  • きつねの嫁入り

    「キツネの嫁入り」・・・・なんだか、とっても懐かしい思いがします

    子供の頃に使っていた言葉の響き、懐かしくてそおっとしておいてほし

    い・・・・。

    キツネの嫁入りの行列の最後尾に、赤ちゃんキツネがお母さんに抱かれ

    て眠っているようで、微笑ましかったです。

    着物姿の女の子のキツネもいたからとても温かく感じられてよかったで

    す。豊作になり、腹いっぱいのお米が食べられてほっとしました。

    貧しくても、ご飯が食べられる現在に感謝したいと思いました。贅沢な

    んて言ってられないと思いました。昔の田んぼも、風景もとても絵がよ

    かったです。

    投稿日:2009/12/24

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