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巨人グミヤーと太陽と月自信を持っておすすめしたい みんなの声

巨人グミヤーと太陽と月 作:君島 久子
絵:小野 かおる
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:2000年
ISBN:9784001108552
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,503
みんなの声 総数 4
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  • グミヤーって怖いかと思ったけど・・・

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    この手の民話が大好きな10歳の息子と読みました。

    「巨人グミヤーと太陽と月」
    この表題と、表紙の絵から、
    グミヤー(悪) VS 太陽と月(善)かと思っていたが、
    全く逆なのにまずびっくり!

    グミヤーは神様、
    そして神様の創った世界に悪さをしていたのが、太陽と月。
    太陽が昔はこんなにあって、
    月も昔はこんなにあって、
    どうしてそれが一つずつになり、
    昼間は太陽、夜は月になったのか、というのが、
    なるほど〜という感じで語られていく民話。
    面白い!

    太陽と月のキャラも笑えますし、
    グミヤーの心の広さ、動物たちの優しさ、
    そしてなによりも日本の「アマテラス」の神話に繋がるという、
    日本人にはとってもとっつきやすくて分かりやすいお話。

    中国の民話らしいのですが、期待したよりとっても面白く、
    是非お勧めしたい一冊です!

    投稿日:2017/05/16

    参考になりました
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  • 太陽や月に挑むグミヤー

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    中国の昔話です。
    中国といってもその土地は広く、この話はビルマの国境に近い山間のプーラン族に伝わるお話だそうです。
    中国各地に残る昔話には太陽や月の出てくる話が意外と多いです。
    そして彼らは太陽や月に対して果敢に弓矢を弾いたりするんですよ〜。
    自然にあるものに対して戦いを挑みたくなる気持ちって、どのような背景がって生まれたのでしょうか?

    後書きで君島さんが書いていますが、この物語に描かれている世界観には日本神話にも通じるものやアイテムがあり、過去の歴史や民族性を探るうえで、とても貴重なお話のようです。
    読んでみると意外に長いです。
    歴史に興味のある小学校高学年以上のお子さんたちから大人の人たちにお薦めします。

    投稿日:2012/02/06

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  • 中国のブーラン族の語られた神話

    中国は すごく広い土地の中にたくさんの人々が暮らしています
    プーラン族は今もなお ランプで生活しているのですね(ミャンマー近くの山岳民族 今もなおランプでの生活かな?)

    神の巨人グミヤーは、天と地と人間や 動物を作りました。大きなサイのような獣の脳みそから人間を作ったという神話ですが地面の下で大きなウミガメが支えているというお話は 驚きました

    宇宙の果てから太陽の9人姉妹と月の10人兄弟が、この天地をねたんでおそってくるのですが・・・・
    かわいいんです 太陽たちと月が・・・・


    このような中国の神話は 初めて読みましたが 語り継がれているのですね。(おもしろく読みました)

    太陽と月のありがたさを知るにはこの神話の語りはおもしろいと思いました
    グミヤーは今でもこの地球を見守ってくれているのですね
    いつまでも栄えるようにと言う 願いをもって・・・・

    日本の神話ともどこかしら 似ているところも有るように思いました

    それにしても 支えてくれている大きなウミガメさんはご苦労様ですね!
    小野さんの絵がお話を引き立ててくれていますよ

    投稿日:2010/06/12

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  • 中国の神話

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    中国奥地の少数民族に伝わる神話です。
    日本の神話にも影響を与えているのか、似ているところもあります。

    スケールの大きなはなしで、今の太陽が昼間を月が夜を照らす由来にもなっています。
    人間の暮らしをあたたかく見守ってくれるグミヤー。
    とても不思議な感じですが、安心感を持てます。

    日本だけではなく、いろんな国の神話を読むことで、日本のことも分かる気がします。

    投稿日:2007/10/04

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