岡田さんの作品って
なんか、ほっこりして
あぁ・・・こういう担任の先生だったらなぁ〜
とか
こんなクラスだったらなぁ〜
とか
憧れちゃいます
といっても、いわゆる「いい子」が揃ってるわけではないです
いろいろな個性の子がいて
衝突が必ずあるんです
それをどうやって、子ども達同士で解決していくか
それぞれの意見のぶつかり
や
その子、その子の考え方を知る
とか
それがいいんですね
きっとこれも・・・
と、楽しみにしながら読み進めまして
はっ!
と、させられるんです
頑張った→ご褒美
の図です
よく見る場面ではありませんか?
どうなのかなぁ
まじめに、一生懸命☆のシールを集めるマアコ
・・・きっと、私も素直な小学生の頃は
こうだったかも(笑
でも、・・・ん・・・なんか途中で
嫌になったり
これって、どうなの?
って、疑問に思うこともあったかもしれません
通信簿もですが
評価されるわけじゃないですか!?
そこかなぁ・・・
「おまえみたいに ふつうにやってシールもって
いい気になってるやつらには
おれたちの気持ち、わからないんだよ!」
という一平くんの気持ちも
よくわかります
すごいのが、シール0このしんちゃん
しんちゃんの言動は、とても奥深いんです
しんちゃんは、神っているかも(笑
でも・・・
どこまで、そんなしんちゃんを理解出来るかな???
こういう子の存在は
今の世の中は生き難いかもしれませんが
とても大切なことを
伝えるメッセンジャーのように思います
さて、このおはなし
最後は友情物語で
きれいに終わっている雰囲気ですが
ちょっと、まって!
と、手を挙げる方もいらっしゃるかと
この後、どうなるんでしょうね?
WCに貼った118個のシールは、どうなるんでしょ?
先生は、どういう対応するのかしら?
グループのもうひとりの美子ちゃんは?
このルールは、また変わるのかしら??
自分が、マアコの立場だったら、どうする???
もっともっとあるかも・・・
みんなで、考えることを考慮しているのかな
と、思いました
あとがきを読んで
へぇ〜
韓国の方のイラストというのにも
理由があるんですよ
小学2,3年生向けでしょうか
親子で読んでみませんか!?