「マドレーヌとパリのふるいやしき」 ママの声

マドレーヌのシリーズのゆうれいのおはなしです。ゆうれいは登場するのですが、とてもまじめで間抜けなゆうれいなので、ちっとも怖くありません。

それにしても、マドレーヌはどんな時も肝っ玉の据わった女の子だなぁと、感心しました。

屋根裏部屋からうめき声が聞こえてきて、マドレーヌと女の子たちとペピートがのぞきに行くときの場面が特に面白いです。
マドレーヌの仲間の女の子たちひとりひとりには名前すら登場しませんが、
こういう（隠れたり、階段を恐る恐る上ったりしている）時には、個性が描かれているようです。
表紙絵の感じからいっても季節は秋っぽいです。
ハロウィンの季節に読み聞かせするのをお薦めします。

マドレーヌが大好きな５歳幼稚園年中さんの娘と一緒に読みました。
親の私も大好きなシリーズなので，親子で楽しみました。
今回は，マドレーヌ達の寄宿舎であるふるいやしきに，何とおばけが！
このおばけのために一肌脱ぐマドレーヌ達１２人とペピート。
おばけのお話といっても怖くはない，頑張れ〜と応援したくなってしまうお話でした（笑）。

先日グッズを購入したのですが、
マドレーヌの絵本は今回はじめて読みました。
可愛くオシャレな絵ですね。
古い屋敷の望遠鏡についた幽霊のお話です。
マドレーヌは勇敢で行動力のある女の子なんですね。
救いのある結末ですが
やっぱり幽霊が可哀想な気もします。
落っこちているなんて・・・
それでも絵の雰囲気は可愛く、
機会があれば他の絵本も読んでみようと思います。

修道院のような屋敷に子供だけで住むマドレーヌ。厳密には先生とかもいますが、ある日、抜き打ちでやってきたえらい貴族は望遠鏡を発見して持ち去ってしまいます。

でも、屋敷には男の幽霊がいました。彗星を見るために200年近く？も待って、待って、寿命がつきてしまったので、彗星を見るために幽霊になったら、望遠鏡を盗まれてしまったと、、、

そう、それは貴族が持って行った望遠鏡。

マドレーヌたちは、取り戻すためにある芝居をして、取り戻し、一緒に彗星を見るんです。

なかなかシックで素敵な絵本でした。

マドレーヌの境遇がちょっと気になりました。他の作品も読みたいですね。

いたずらやんちゃぼうずなペピートもみんなが怖がるゆうれいに対して一人だけへいっちゃらなマドレーヌに感心しました。この子はいつも勇敢で頼もしいですね。
このゆうれいの身の上話のくだりは３歳児には少し退屈だったみたいでした。簡略して読んであげれば良かったかな。
校長先生にいいところがありませんね（笑）。

マドレーヌシリーズの新刊本です。
マドレーヌが誕生してから７５周年だそうですが、前作者のお孫さんが引き継いで描き続けてくれるおかげで、まだまだマドレーヌの新しいお話を読めるというのがとてもうれしいです。
今回もまた、勇気あるマドレーヌが大活躍。古いお屋敷にいるゆうれいだって助けられるのですから、恐れ入ります。