「どっちもね」 ママの声

高畠さんの絵が可愛いです。
ひとつの文（ひらがな）でも、区切り位置か違うと、別の意味になるという言葉遊び絵本。
お話会の導入にどうかなと読んでみたけど、文章のチョイスはちょっと強引かな...（3分位でした）
私的には、『らくだとチュー』が好きです。

保育園から子どもが借りてきたので読みました。「ひつじ、からかう」「ひつじから、かう」など、同じことばでも、区切るところが違うと意味が変わる組み合わせが見開きで描かれていました。字が読めない下の子でも絵を見ればわかるようでした。ユーモラスで面白かったです。

同じ文でも言葉の区切りかた一つで全く別の意味を持った文になるなんて面白いです。
絵も、文の内容をよく表していて笑えました。いろんな動物が出てきて楽しいです。この文、動物の部分を違う動物にいても成り立ちますね。でも、この動物がこんなことしてるからこそ面白いっていうのが多かったです。

単純におもしろくて二回続けて読みました。

文章をどこで切るかで２通りの意味になります。

少〜し、強引な部分もありますが

絵もわかりやすくておもしろさが伝わります。

ジャガーがでてくるページがおもしろかったです。

確かにね〜、タイトルどおり　どっちもね〜、あるよね〜。

あ〜、日本語って面白い！
ひらがな単体で助詞になっちゃうから、区切り方で意味が変わっちゃうんですね。

高畠先生の絵が何とも言えない笑いを引き出してくれています。
どうして　こう人間も動物も表情が、愉快なんでしょう。

「犬　得意」と「犬と杭」の杭のほうの犬の表情に爆笑でした。
「ヒョウ似合う」と「ヒョウに遭う」では、似合うのほうの姿見に見入っているヒョウにハハハ〜！
「仔馬走る」と「仔馬は知る」の知るほうの仔馬の様子でひっくり返ってしまいました。

あんまり笑っていたら、夫がのぞきにきて、「フフフフフ〜」
脈絡的に苦しいものもありますが、私は、トラとジャガーとラクダとカピバラがおすすめです。
１６もの動物たちが主役です。

読む方によって、笑いのツボは違うと思いますが、ぜひご一読ください。

このお話は、同じ文なのですが文を分けるところによって二つの文になるというお話のお話でした。うちの子は言葉遊びが大好きなので、この一つの文で二つの意味があるのが面白いって言って何回も自分で読み返して楽しんでいました。