子どもの頃に読んだ『不思議の国のアリス』は、私の中で別格でした。
不思議で、ワクワクして、他の物語とは全然違う!
それだけに、『アリス』に関しては、絵も文章も妥協したくないって思っていました。
アンティークで、高貴な感じのする絵。
次々と読み進めたくなる文章。
大好きな『アリス』として、申し分ない!
初めて読む『鏡の国のアリス』は、不思議の国より大人っぽい印象。
鏡の中で繰り広げられる、チェス。
自分自身が駒になってゲームをするなんて、凄い!
どんどん位が上がっていくのが、ゲームっぽくて面白かったです。
こんな凄いストーリーを思いついたルイス・キャロルが、どんな人物だったのかを知ることができたのも、嬉しかったです。