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しごとのどうぐ(偕成社)

この道具を使うのはどんな職業の人?なぞときにもなる、かっこいい絵本

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あかいセミ自信を持っておすすめしたい みんなの声

あかいセミ 作・絵:福田 岩緒
出版社:文研出版 文研出版の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2006年07月
ISBN:9784580815636
評価スコア 4.63
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みんなの声 総数 23
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  • 泣いてしまった

    • わにぼうさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子7歳、男の子3歳

    夏の終わりごろの小学生、いっちゃんのお話。

    レビューを見て、「万引き」がテーマだと知って
    これは今読んでおいたほうがと借りてきました。

    文具屋はしもとで、「こくご」のノートを買うつもりだったのに
    なぜだか、おばちゃんが電話で話している姿を見ていたら・・・
    持っていた消しゴムを欲しくもないのにポケットへ入れてしまった。

    それから、「盗んでしまった」ことで
    おばちゃんの顔も見られないし、妹にも意地悪をしてしまう。

    セミとりしたら、セミの羽をむしってしまうし。

    どうしよう、どうしよう。どうしたら・・・という
    いっちゃんの葛藤がよく分ってドキドキです。


    消しゴムをかえしたい かえしたくても かえせない

    こわくて、はずかしくて、かえせない


    どうなるのかなと心配していたのですが、

    いっちゃんは「ぼくはどんどん悪い人間になっていく、
    みんなからも嫌われてしまう、そんなの いやだ」と
    お母さんに本当のことを話してくれました。

    「これ・・・ぬすんだ・・・」

    と告白したいっちゃんをお母さんが
    「もどしに行って、ちゃんとあやまろうね」と
    ぎゅっと抱きしめてくれました。

    もう、なんだか兄ちゃんがやらかしたみたいになって
    気がついたら泣いてました。

    子供が小さいうちだったら思わなかったかもしれないけど、
    小学生になって、「こういうことはいつかある」かもしれない。

    もしも、兄ちゃんが「ぬすんだ」と告白したら、
    私もぎゅっと抱きしめてあげられるかなぁ。

    この気持ちを忘れないように、時々は私のために読まなくてはと
    思いました。

    兄ちゃん、「おもしろかった」って言っていたけれど
    なにかを感じてくれたんじゃないかな〜って期待してます。

    でも、「ぬすんだ」らダメよぉ〜!!

    投稿日:2010/10/16

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  • ついポッケに入れてしまった…

    ”セミ”に惹かれて、借りた本。
    読んでみて表紙の男の子の厳しい目の理由が分かりました。

    お話はショックな始まりです。
    国語のノートを買いに行った近所の文具屋さん。
    欲しくもない赤い消しゴムをポケットに入れてしまった僕。
    間違って買ってしまったのは算数のノート。
    イライラして、周りにもあたってしまい、
    どんどん悪い子になってしまう気分になる僕。

    夢に出てきた赤いセミが僕の心に引っかかっているものを
    象徴してるように感じました。
    自分にウソはつけないですから…

    お話に登場する大人の対応が素敵でした。
    自分でちゃんと悪い子にならない道を選んだ主人公もエライ!

    最初”セミ”に惹かれて
    『セミとりのお話?』なんて思い手にとった本でしたが、
    重いテーマを分かりやすく伝えてくれる絵本でした。
    きっと息子も、主人公が勇気をもって告白し謝ったことに
    ホッとしたことと思います。
    低学年のウチに子どもに読んであげれて良かったです。
    親としては我が子にこのようなことが起こらないようにと願うばかりです。

    投稿日:2010/10/11

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  • おかあさん

    いっちゃんが、はしもとで消しゴムを万引きしてしまいました。

    いっちゃんの罪悪感で苦しむ様子がとても上手く表現されているなあ

    って思いました。万引きしたことをおかあさんに打ち明けられてよか

    ったです。そのまま一生自分の胸にしまっておくには荷が重過ぎると

    思いました。おかあさんの態度がとてもよかったです。

    叱らないで、傷ついているいっちゃんを「ぎゅっ」と抱きしめてくれた

    ことがとても感動しました。「戻しに行って、ちゃんと謝ろうね。」と

    一緒に謝ってくれるおかあさんが素敵でした。

    恥ずかしくてもきちんと向き合えたことがとてもよかったです。

    いっちゃんはもう二度としないと思いました。

    プランターの茄子と朝顔の植木鉢で、そうそう夏休みだったんだと思い

    ました。妹のゆみちゃんともプールの約束が果たせてよかったです。

    胸のつかえがとれてすっきりした笑顔がとても印象に残りました。

    困った時におかあさんに相談できる関係が絶対必要だと思いました。

    投稿日:2010/06/24

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  • 押し寄せる罪悪感

    「万引きをしてしまった」タイトルからは想像も付かない
    始まりのこの絵本。
    いつも何かしら顔を出す文房具店での出来事が
    主人公の男の子に次々と押し寄せてくる罪悪感が
    緊迫感があって、「万引きはいけないことだ!」と言うことが
    しっかり伝わってくる!
    この絵本のなかでの周りの大人の対応がとてもよく、
    罪悪感だけが残らないように工夫されてるところも
    追い込まれる事なく、犯してしまった罪を見つめ直すことができ
    良かったと思いました。

    投稿日:2008/08/06

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  • 万引き

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子11歳

    夏休み、ぼくはいつも行く「はしもと」でノートを買う際、
    つい、赤い消しゴムをポケットに入れてしまいます。
    次々に襲ってくる罪悪感。
    どんどん悪い子になってしまう!と思ったぼくは・・・。
    ついつい、という子どもの心理、
    そんな子どもも、しっかりと、厳しく、優しく見守る大人達の姿が印象的でした。
    赤い消しゴムが赤いセミとして象徴的に描かれます。
    大人が読んだら、我が子に当てはめてみて、いろいろ感じるところがあると思います。
    「万引きはいけないよ」というメッセージは言葉だけではなかなか伝えにくいと思います。
    このようなお話を通して、子どもの良心を育みたいですね。

    投稿日:2007/11/28

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  • 子供が真剣だった

    子供が文房具屋で、つい出来心で赤い消しゴムを、盗んでしまった。その夜、赤いセミの夢を見る、、現実にかえり、友達とセミ取りに行く約束をするのだがそんな気になれない、赤い消しゴムを見ていると、宿題もできない、自己嫌悪におちいり、文房具屋に母と行くことにした。盗みはいけないということを、言葉で話すよりも、リアルに子供に伝わる絵本でした。

    投稿日:2007/02/01

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