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円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦」 みんなの声

円周率の謎を追う 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦 作:鳴海風
画:伊野 孝行
出版社:くもん出版
税込価格:\1,650
発行日:2016年11月25日
ISBN:9784774325521
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,504
みんなの声 総数 4
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  • 追い求める夢

    和算・・
    この言葉を、私はこの本で初めて知りました。
    また、この日本独自の数学「和算」が
    江戸時代に、実は、世界の最先端を走っていたことも初めて知りました。

    主人公の関孝和は
    数学を極めるため、数学だけに没頭するのではなく
    まず家族を大事にし、日々の生活を大切にしていたことにも
    強く心を打たれました。

    円周率の解を追い求める本筋もしっかりしたストーリーなんですが
    ちょっとしたロマンスめいた展開もあり
    最初から最後まで飽きさせない一冊です。

    投稿日:2018/12/24

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    1
  • 好きなことを生涯続けたいから…。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子17歳

    知る人ぞ知る。日本の数学を確立した開祖といわれる「関孝和」のお話です。
    時代は徳川綱吉が将軍だったころ。その当時の日本は中国から渡ってきた考え方の数学の考え方のみで、縦書きの漢文で数学を考えていたのだそうです。
    ところが彼は独自の発想と研究で、当時見たことも聞いこともない西洋式の数学の法則を編み出したのです。

    個人的に理数系の考え方は苦手で、こんな人がいたことも知りませんでしたが、本書は残されていたわずかな資料から考えられた関孝和の人となりがしっかり描かれていて、とても読みやすかったです。
    (関孝和は関家の養子になるまでのことなど、あまりわかってらず、なぞの多い人だそうです)
    こういう読み物を読むと、数学も面白い学問なんだな〜と、思えるから不思議です。

    本書は2017年の「青少年読書感想文全国コンクール」夏の課題図書中学生の部に選ばれた1冊です。
    この機会にぜひ、350年くらい昔の日本で新しい数学の考え方を紐解いた人の話を読んでみてください。
    またこの作品は、日本の数学の歴史的なお話だけでない、ひとりの男の「生き方」が描かれていました。
    好きなもの(関孝和の場合は“数学”)を生涯探求したいかろこそ、他のことにも手を抜かず頑張る。
    ただ、「すごいなぁ〜、へぇ〜」ではなく、こういう生き方に共感して、
    自分も頑張ってみようと思える10代の子どもたちが増えてくれるといいなと思いました。

    投稿日:2017/05/24

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    1
  • 真理を追究した男の物語

    【あらすじ】
    江戸時代、幕府の御用をしながら数学の研究に励んだ男がいた。名前は関孝和。当時、誰も不思議に思わなかった円周率に興味をもって、「本当の値」を探し続けた男の生涯をえがく物語。

    【感想】
    算数が苦手な人でも、きちんと最後まで興味を持って読めるように書いてあります。また、子ども(小学校中・高学年くらいから)も大人も読みごたえがあるようにしてある。これは並々ならぬことで、作者の力量のすばらしさに感動ました。
    江戸時代の侍の子孫の、お仕事や風習、当時の文化などもさりげなく描かれているので、時代ものの初心者でも、楽しんで読めると思います。

    この本を読むまで、日本にはこんな偉大な人があったなんて知りませんでした。関孝和は円周率の研究の他にも様々な仕事をしており、例えば、方程式と同じようなもの(傍書法)を作ったりもしているとのことです。実は、当時の最先端の数学者だった!死後、200年以上たってから、世界にその業績が伝わったという…切ない気持ちでいっぱいです。
    でも、私生活はあまり楽しいものではなかったのか、ちょっとほろ苦い恋の経験や、彼の死後、家が断絶した話なども語られており、人生は全部はうまくいかないようになっているのだなあ、と感慨にふけりました。

    この本は、「やりたいことがなかなかできない」「やりたくない事をやななければならない」と感じているすべての人にお勧めします。読んでいると、自分も苦手なことがたくさんあるけど、どうにか頑張って乗り越えていこうという気持ちが湧いてきます。
    算数や数学が好きな人はなおさら楽しめると思いますが、苦手な人もぜひ、チャレンジして読んでみてください。きっと得るものがあります。

    投稿日:2017/04/02

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    1
  • 素晴らしいですね。

    我が家の小学5年生の子供の国語の教科書に、こちらの本が紹介されていました。
    江戸の天才数学者である関孝和さんのお話です。
    信念といいますか執念といいますか、こういう追求する強い心、素晴らしいですね。
    伝記物は実在の人物のお話なので、心に染み渡ります。

    投稿日:2021/04/30

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