初めての子どもが生まれた頃、雑誌の連載で初回から読んでいました。
ヨシタケシンスケさんを初めて知り、ファンになった作品でもあります。
なんとなく読んでいたものが、「わかる、わかる!!」と思うエピソードいっぱいで、気付けば毎月の楽しみになっていました。
特に共感したのが、お出かけのときの“メンテナンス用品”。新米パパだった夫に「これ!こんなに大変なんだよ」と見せたことがあります。
「そっかー、そうだよね」と夫も共感し、「これ面白いね」と、それからは2人で読むようになりました。
この作品をおすすめしたいのは、やっぱり新米パパ。育児の大変さも楽しさも、面白く描いてあって子育てに前向きになれると思います。
そしてママたちにも…。「パパってこんなこと考えてるんだー」と、パパの気持ちを少し理解できるような気がします。あと、いつもイライラした表情のママに、自分も反省したり…(笑)。
ずっと「本にならないかなー」と思っていたので、今回の書籍化は本当に嬉しいです。ちょっとした出産祝いに渡しても喜ばれそう。ヨシタケシンスケさんの作品のなかで、いちばん好きな作品です。