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森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし」 みんなの声

森のおくから むかし、カナダであった ほんとうのはなし 作:レベッカ・ボンド
訳:もりうち すみこ
出版社:ゴブリン書房 ゴブリン書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2017年09月
ISBN:9784902257342
評価スコア 4.86
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  • カナダでの実話に ぐっとひかれました 
    アントニオは5歳(作者の祖父)その時に起こった本当のお話です

    山火事がおこり 住人たちはみんな 湖に逃げました 
    みんなが 怖ろしさに 湖に逃げていたとき 山に住んでいた 動物たちもまた 命を守ろうと 湖に逃げてきたのです
    クマも オオカミも ヘラジカも ヤマアラシも リスも フクロネズミも

    いつもは 敵である動物通しも 山火事の危機の瞬間は すべてのものが  命を守るために 必死だったのです
    この場所には 一瞬ですが、人間と動物の共存に一瞬がありました

    しかし 山火事が収まると 動物たちはみな 山へ帰って行ったのです

    不思議な瞬間  それは 子孫に言い伝えられています

    1914年の 実際に会った驚くべき出来事です
    なんだか お話に引き込まれて 読んでいました

    投稿日:2018/06/14

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  • 五歳の記憶

    むかし、カナダであった ほんとうのはなし、と副題にある通り、
    作者の祖父から聞き取った実話だそうですね。
    1914年、カナダのゴーカンダ湖のほとりのホテルに、
    五歳のアントニオ少年は家族と暮らしていたのですね。
    そこで、泊まる人々を興味深く観察していたアントニオ。
    ある日、山火事が起こり、避難した湖で、不思議な体験をするのですね。
    動物たちと共存する森の生活が伝わってきます。
    何より、五歳の記憶の鮮明さに驚かされます。
    まさに、五感で生きていたのでしょうね。
    さらには、その記憶を語り継いだこと。
    その体験の奥深さを物語っていると思います。
    小学生くらいから、五感を澄ませて、感じてほしいです。

    投稿日:2018/03/30

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  • カナダの森であったという、にわかには信じられない奇跡のお話です。
    山火事から逃れるために、湖の水につかりながら難を逃れる人たちのところに、森に棲む動物たちも逃げてきたのです。
    そこでいったい何が起こったのでしょう?
    非常時には、みんな仲間だったのですね。
    火のおさまるまでの休戦状態です。
    とても興味深く、大自然の中の共存を感じとりました。

    投稿日:2017/11/15

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