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のら犬ウィリー」 みんなの声

のら犬ウィリー 作・絵:マーク・シーモント
訳:みはら いずみ
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2001年
ISBN:9784751519851
評価スコア 4.69
評価ランキング 2,002
みんなの声 総数 15
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  • ほのぼのさせてくれる実話です

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    マーク・シーモントの2001年の作品ですが、誕生が1915年とありますから、86歳の時ということなのでしょうか?

    マーク・シーモントと言えば、今のベストセラーの「はなをくんくん」が1949年の作品で、コルデコット賞オナーを受賞。
    さらに、1957年に「木はいいなあ」の絵でコルデコット賞を受賞しています。
    (因みに「木はいいなあ」の作は「きみなんかだいきらい」のジャニス・メイ・ユードリー)

    そんな著名な作品から50年も経た今も、こんなに素晴らしい作品を手掛けるなんて感嘆に値します。

    お話しは、1983年に友人のサッサ・レイコさんから聞いた実話だそうで、家族でピクニックにいくところから始まります。
    その公園?でバーベキューをしている時に出会うのが、のら犬ウィリーです。
    楽しく遊ぶのですが、連れてかえる訳にはいきません。
    でも、家族全員がウィリーと別れてから何も手につかない状態になってしまい、また同じ公園?に1週間後に訪れます。
    その間の、家族の心情の描き方が絶品です。
    そして、またウィリーと出会えるのですが、そこにはハプニングがあって素晴らしい展開が繰り広げられるのです。

    この家族は、ウィリーと出会うして出会ったのでしょうね。
    8歳になったばかりの長男も、久しぶりに楽しい絵本だったと言っていましたが、読み手、聞き手を選ばない作品で是非オススメしたいと思います。

    投稿日:2008/08/16

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  • あたたかいお話

    ピクニックに出かけた家族が、公園でバーベキューをしている時

    に出合った子犬ウィリーと出会い、ウィリーのことが忘れられなく

    なってしまいます。家族で、またバーベキューをして、ウィリーの

    食事も用意して待っている様子に私まで期待感でドキドキして

    しまいます。ウィリーは、網をもったおじさんに追いかけられてい

    ました。「ノラ犬は、捕まえないといけないんだ」と、おじさんに

    言われると、弟がベルトをはずし、「くびわ、あるもん」。「ひもだっ

    て!」と、おねえちゃんは、髪のリボンをほどいて、「ウィリーは、

    うちの子なの!」危機一髪で、ウィリーは、助かってほっとしました

    ウィリーを思う優しい、あたたい気持ちがよかったです。

    投稿日:2019/11/17

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  • 絵が多くを語る

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    コールデコット賞受賞作品で、
    他の本でもお勧めされていたので読んでみました。

    一週間犬が気になって仕方がない家族の様子や
    次の時、犬のえさを準備して待つ姿、
    自分のベルトやリボンを差し出す姿など
    どれもが愛情深くて、
    字がそんなに多くない分、絵が多くを語り、
    読み終えたときに幸せな気持ちになります。

    子どもの言葉じゃないけれど、
    犬が飼いたくなります。

    投稿日:2018/11/22

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  • 幸せな出会い

     のら犬と、ある家族との心温まる出会いのおはなしです。

     郊外にピクニックに行って、一家は、おりこうで人なつこい子犬と出会います。子どもたちは大喜び!一緒に楽しく遊んで、名前もウィリーとつけました。でも連れて帰ることはできません。だって、ウィリーにはちゃんと飼い主がいるかもしれないから。でも、もしかしたら、のら犬かも?

     家に帰ったみんなは、ウィリーのことが気になってしかたがありません・・・

     次の週末、同じ場所で、ウィリーは、のら犬係のおじさんに追いかけられていました。機転を利かせて救いだした子どもたちは、ついにウィリーを家族に迎えます。

     家に帰って、ウィリーを公園で散歩させている子どもたちの姿。最初の公園の絵との対比が子どもたちの気持をよく物語っています。犬が大好きだったんですね。良かった!

     絵本の古典とも言える『はなをくんくん』の絵を描いたマーク・シーモントさんの作品です。ウィリーの絵本が出版された時、半世紀以上を経て、年を重ねてもずっと絵本を描き続けていらっしゃることにまず驚きました。そして、その作品が若々しくてみずみずしくて、またまたコールデコット・オナー賞を受賞されたことも素晴らしい!

     子どもと一緒に読んで、幸せな気持ちになれる絵本です。

    投稿日:2014/08/29

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  • もう野良犬じゃないよ

    このお話はなら犬だったウィリーがある日バーベキューをしていた家族に出あて、その家族に拾われてのらいぬでなくなるまでのお話でした。初めて家族がウィリーにあった日はお家に連れて帰ってもらえなかったのですが、家族みんなウィリーの事が気になって、また翌週に見に行っていました。なんかこの家族と犬のウィリーは家族になる運命だったのかもしれませんね。

    投稿日:2014/06/17

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  • 犬との出会い

    • ちょてぃさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子10歳、女の子6歳

    犬好きのこどもなら、とてもよくわかる心情が描かれています。わたしも無類の動物好きなこどもで、
    野良犬や野良猫を見つけると家へ連れて帰りたくなったもので、すごくよくわかる!って思いながら読みました。
    愛情いっぱい注いでくれる家庭にひきとられたウィリーは、幸せものですね。

    投稿日:2012/03/27

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  • 気にかけて過ごす一週間

     『木はいいなあ』の絵を担当した、フランス生まれスペイン育ち後アメリカを生活の基盤にしている、マーク・シーモントさんが、友人から聞いた実話を、15年以上も構想を練り続けて完成した本だそうです。

     アメリカ?のごく普通の家庭、今日は大きな公園へピクニック。
     そこで、出会ったのら犬くん。ちょっと仲良くなって、名前まで付けちゃって、家に連れて帰りたいけれど…。

     連れて帰れなかった犬のことを、家族それぞれが気にかけて過ごす一週間のページが好きです。

     犬のピンチに、思わずついた こどもたちの必死な嘘にグッと来てしまいました。なんていったって、ここの姉弟の絵が素敵です。

     息子は、鼻声で、「風呂、デカッ!」。
     「そこじゃないでしょ。」って、涙を拭いながら次の言葉を言おうとしたら、「はは、犬には弱いもんねえ〜。」って、鼻水啜りながら言っていました。心の中で『君もだろ!』って、つぶやいた母でした。

     最後のページで、ウィリーに声をかけたくなりました。

    投稿日:2009/08/26

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  • 幸せを感じる話

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子8歳、男の子6歳

    ノラ犬というと、とても汚くて怖いイメージだけど、この絵本に出てくるノラ犬は愛嬌があってかわいい。
    きっとこの家族もそう思ったのだろう。だって、そのノラ犬のことが気にかかって、結局また同じ場所に出かけていくのだから。
    棄てる神あれば拾う神あり、ではないけれど、そういうのが良いと思う。
    私もそうだが、棄てるのは上手だけど拾うのは苦手かも・・・
    子供は単純に、良かったね、と言っていた。そう、確かに良かった。家族みんなが受け入れてくれてね!

    投稿日:2008/08/06

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  • 家族になったウィリー

    ピクニックに行った先で、たまたま見つけた犬、ウィリー。
    飼い主がいるかもしれないから、と家に連れて帰ることはしませんでしたが...
    家族は、どうも落ちつかない。ウィリーのことが心配で。
    子供のころ、よく犬を拾ったものでした。結局誰も飼えなくて、どこかの片隅において、みんなで順番にえさをやりに行ったりしました。
    その頃のことを思い出しました。
    どうしてるかな、あの犬。いつもいつも心の片隅にひっかかる、その気持ちよくわかります。

    そして、やっぱりウィリーはのら犬だったのだけれど、
    「首輪もないし、ひももつけてないから。」
    という野良犬係のおじさんに、とっさにとった子供たちの行動が、なんとも素敵。
    自分のベルトをはずし、髪のリボンをとって、「首輪もひももある。」と主張する姿がなんともいじらしいですね。
    ウィリーを連れた幸せそうな子供たちの顔と、ウィリーの安心しきった顔。
    最後のしめくくりがとてもいい。
    こういう気持ち、大切に大きくなってね。

    投稿日:2008/07/22

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  • ドラマティックな実話

    娘が「ぜったいこれ」といって借りてきました。
    野良犬が深い愛情のもと、家族の一員となるお話。
    まずページをめくると、娘はカバーの表紙の折り返し部分にある文字を指差し、「ここも読んで」。
    そこにはあらすじチックな挿絵も施されており
    それがすごく気になったようです。
    そこには実話をもとに構成されたという説明がされていました。
    なるほどー、と思いながら本文へ・・・。
    とても深みのある色合いを使ったやさしい絵と感動的なストーリー。
    また、ページの構成の仕方、演出がドラマチックです。
    (みんなが一週間犬のことが気になって仕方ないシーンや
     子供達が機転をきかせて嘘を言うシーンでおじさんの表情をあえてカットしているところ、
     あえて文字のないページの多様など)
    ひさびさにスマッシュヒットな一冊にめぐり合いました。

    投稿日:2008/03/22

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