「パパといっしょ」 じいじ・ばあばの声

表紙は、パパの背中に乗って、次のページはパパのおなかに乗っているのがとても良いですね。我が家の娘たちも、パパのおなかに乗って「トトロみたい！」と言って遊んでいました。懐かしく思い出しました。きっと娘を背中やおなかに乗せるパパたちは、嬉しいことでしょう。娘が大きくなって、巣立つことなど考えたくないでしょうね。娘たちもママとでは決してしないことをパパがしてくれるので、パパと遊ぶのが大好きでした。それは、世界中一緒なのですね。思春期は、パパと距離を置いていましたが、就職すると色々と相談していました。パパさんたち、小さなお嬢さんと思いっきり遊んでください。楽しい時期はすぐに終わってしまいます。でも、お嬢さんが大人になったとき、また頼りにされると思いますよ。

この絵本のパパのように、孫たちのパパもでっかいです（笑）パパに感心するのは、子育てをママ以上に関わっていることです。４人も子どもがいて、共働きだから当然と言えばそうなんですが、頼り切っているママと孫なので忙しいパパなのに、やっぱりパパは、大らかだし朗らかでママにない魅力があっていいなあと思っている私です。パパたちにこの絵本を読んで子育てに関わって楽しんでもらいたいなあと思いました。

こどもに存在感を与えることができるパパってすごいな
とっても感心してしまいます。

いつもずっといっしょにいられるわけではないし、
お仕事で遅くなったり、ときにはお休みが返上に
なったりと、実際にはかなり、ちがうなと感じました。

これは　こどもからのメッセージなのかなと思いました。
こんなパパがいたらいいなと　思っている
こどもの気持ちを代弁してるのかも……。

すこしでもこの絵本のようなパパになるように
努力したいです。

全ページ、お試し読みで読みました。
あとがきを読んで見ますと、このお父さんは、
小さな娘から見た感じで、大きく描かれているのだとか。
頼れるおおきな存在としてのダディを感じます。
作者の遠い記憶とか、理想が、この素晴らしい親子を作り出しているのでしょうか。
どんな時も、一生懸命に相手をして、全力で娘を愛している
お父さんが素晴らしいですね。
父親はいつも全力で守ってくれる人であり、
一緒に遊ぶ友だちですね。
この信頼関係が、ずっとずっと続きますように。

「お父さんはスーパーマンだ！」
そう叫んだ娘は大人になり、父の理不尽を怒りながらも小さな頃の父との楽しい遊びを忘れません。
「お父さんほどの男性はいない」
そう信じて育った私は、父の頑なさに心を痛めながらも父の本質の優しさ、真っ当さを今でも尊敬しています。
身体の大きさが心の大きさを表しているこのパパは、私の年齢の日本のお父さんからは出てきません。こんなにゆったりと楽しいお父さんは理想です。
そのぶん、「いいなあ、息子や孫にはこんなお父さんになって欲しい」
そう思わされます。
こうして育った子はどんな困難をも乗り越えられる、優しく強い人になるでしょう。
愛され、認められて育つことの幸せを与えてくれる一冊です。