最初に知ったのは娘の担任の先生がこの本を読んで聞かせ子供達に感想文を書かせた事でした。
自分で目を通すまで何も感じていなかった事に恥ずかしさを覚えました。
とても悲しい本です。
黙って黙読しても涙があとからあとから出てきます。
母親の切ない気持ち、本人が孤立して衰弱してしまう切なさ、たとえようのない苦しみ、先生が子供達に読んで聞かせ感想を求めたのがよくわかります。
私も最初は可哀想につらかっただろう!と思いました。
でも次に読んだ時いらだちがありました。
いもうとがイジメにあって何故お姉ちゃんは助けない!母親は何故黙って一緒に鶴を折る!もう少し頑張っていたら死なずにすんだかもしれない!何故助けなかった!結果が死で終わり私自身が後悔したような気分です。助けたかった・・・
今の時代!本当にイジメはレベルがアップしていて怖いです。
娘もこの本のように遭遇した時、私は負けないで立ち向かえる事ができるのか?正直不安です。