「ちいさなはなよめぎょうれつ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

ポーランドのおとぎ話です。
床下に住むちいさなちいさな人たち。
具合が悪くてベッドで寝ていたお姉さんが偶然見た、そのちいさな人たちの花嫁行列。
布川愛子さんが描く、繊細でかわいい花嫁が物語にぴったりでした。
こんな人たちが床下にいたらいいのに、と思ってしまうかわいい世界観でした。

かわいい表紙にひかれて読んでみました。ちいさなひとたちとの不思議な出会いが、なんともかわいい絵で描かれていて、魅力的でした。現地の人も読めないような、ポーランドの古い難解な言語を訳されたお話としり、そういうお話が読めてよかったな、と思いました。

１９世紀のポーランドの女流作家・詩人ナルツィザ・ジミホフスカの作品をもとにした絵本です。
布川愛子さんの描くイラストたちが何とも愛らしくて美しい１冊に思いました。
床下に住む人たち・・・ちょっと不思議で、でもあるのかも！？と思えるストーリー。
綺麗なもの美しいものが好きな女の子にもぴったりではないでしょうか。