「ぐうぐうぐう」 みんなの声

気持ちよく眠っているいろんな動物のイビキを、字で表現するとこんな感じでしょうか。
幼児には、文字というよりも形に見えているのかと思いますが、奇妙なふわふわが動物の姿そっくりに拡がっていくところが面白いと思います。
表紙裏にぎっしりの「ぐうぐうぐう」の色や形は圧巻です。
これで眠くなるかどうかは、よくわかりませんが。

「ぐうぐうぐう・・・・・」の文字だけで、たぬき、フラミンゴ、こうもり、ひつじ、かぼちゃ、さかな、おもちゃ、ぞうさん、みのむし、ねこの登場ですが、文字は「ぐうぐうぐう・・・・・」なのに、文字自体に工夫されていて、子守唄のように眠たくなり、熟睡しているどうぶつたちが、とても微笑ましく描けています。

「ぐうぐうぐう」という言葉しか出てきていないのに、動物ごとに、違う言葉のように感じるほど、字が感性豊かに描いてあります。
字が描いてあると言うと、おかしく感じるかたもいるかもしれませんが、「字を描く」という言葉が一番しっくりと来ます。
字が、絵のようです。
ところどころは、絵が字のようです。
とにかく、この絵本を見てみないと、伝わりきらない魅力があると思います。
絵も、字も、雰囲気も、すべてがかわいい絵本です。

田島征三さんの絵本にこんなかわいいのがあったんですね！

ファンの私は、たくさん読んでいるはずと思ってたんで、この絵本は、子どもたちも大好きになるよ！

もこもこの犬さん、ぐうぐうぐうのもじで模様になってる

ぞうさんは鼻なが〜い

みんなの気持ちよさそうなねむりに思わずねむりの気持ちよさがステキに表現されて嬉しいです。
みもむしさんかわいい！！

文字までちいさくて・・・

子どもたちも大好きになる絵本だよ！