「日本庭園を楽しむ絵本」 みんなの声

日本庭園とは何か、というのは、社会（歴史？）でちらっと学びますが、実際にお寺や庭園に行っても、「綺麗だな」とは思っても、作り手の趣向までは汲み取れないことが殆どです。
そんな初心者のために、日本庭園の基本を紹介してくれています。
砂紋についてはかろうじて知っていましたが、石の置き方一つ取っても、こんなにも意味があるのか･･･と驚きです。
よくお手入れされていて美しい庭、というだけでなく、何を表現しようとしているのかが分かると、美しさの感じ方がアップしそう･･･　そんな風に感じるお話でした。

大野八生さんのイラストに惹かれ、手に取りました。
日本庭園のことが詳しくわかる絵本です。
女の子が、おじいちゃんと、フランス人のカメラマンのジェラールさん、犬のハナと一緒に、名庭を巡ります。
枯山水や石、苔庭や四季の草花などなど、いろんな切り口で解説されているのが楽しいです。
「庭づくりはずっと続きますからね」というジェラールさんのセリフが、印象に残りました。

普段、読まないタイプの絵本ですが、あつ森に日本庭園エリアを作りたくて、参考にしようと手にしました。
そうしたら、思いがけず面白くて！絵本なので説明はざっくりなんですけど、初心者には丁度いい内容だと思いました。日本人だけど全然知らないことばかり！日本庭園って、一口に言っても多種多様だし、凄く奥深い、楽しみ方無限大だと思いました。