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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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初雪のふる日」 みんなの声

初雪のふる日 作:安房 直子
絵:こみね ゆら
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2007年11月
ISBN:9784030164505
評価スコア 4.63
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  • 現実から、一気に別世界にー

    「冬」「雪」コーナーで
    わっ!!!!!
    安房さんとこみねさんのコラボ絵本!?
    知らなかった
    図書館から即借りてきました

    安房さんらしい・・・

    何気ない日常から
    一気別の世界に連れて行かれてしまいます

    心配

    大丈夫かしら

    しっかりこみねさんの絵の世界に
    入り込んでいるおばさんな私

    これを自分が子どもの頃に読んだら
    どんな気持ちになったんだろう

    おばあちゃんのおはなしを
    ちゃんと聞いていてよかったね
    思い出してよかった
    賢い子でよかった

    現代民話ともいえるような内容です

    安房作品は、秋から冬にぴったりだなぁ〜
    と、改めて思わされました
    じっくり読んでみてくださいね

    投稿日:2014/12/19

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  • 雪うさぎに誘われて

    雪うさぎは冬をつれてくるうさぎでしょうか、春に向かっていくうさぎでしょうか、ぴょんぴょんと跳ねながら、少女を列の中に連れこんでしまったところに恐怖感をいだきながら、その幻想にちょっと酔いました。
    自分が自分の世界から消えてしまうという陶酔、自分の世界に戻りたいという抵抗、不思議なリズムの中で一心にループを断ち切ろうとする少女に、何かに取り憑かれてしまった人を重ね合わせるのは強引でしょうか。
    春を告げるよもぎ、魔除けの草の象徴として描かれるよもぎの葉に、うさぎの白い毛を重ね合わせたところに、自己回帰の強い意志を感じました。
    ループを断ち切った時に、とても遠くまで来てしまったと思う心、なぜか共感してしまいました。

    投稿日:2022/02/11

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  • おばあちゃんの愛情

    しろうさぎに攫われそうになった女の子ですが、おばあちゃんから

    聞いた話を思い出して、よかったと思いました。

    おばあちゃんが、針仕事の手をちょっと休めて、しろうさぎに攫わ

    れて、生きて帰れた子供がたった一人だけいたという話をしてくれ

    たお陰で、魔よけの草のよもぎのおまじないで、助かったお話でし

    た。おばあちゃんの愛情で助かった女の子に、とても感動しました

    こみねゆらさんの描く絵にも見せられました。

    投稿日:2019/09/29

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  • 怖かった

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    大好きな 安房 直子さんの、
    しかもこみねゆらさんの絵本ということで、
    冬にぴったりと思い、
    借りて読んでみました。

    正直、怖かったです。

    こみねさんの静かな絵の世界に
    より怖さが強調され、
    春の雰囲気になるまで
    どきどきしながら読みました。

    4歳児には文も長いのでむずかしかったかもしれませんが、
    最後まで聞いていました。

    安房 直子さんのお話って
    なぜか色と共に記憶に残りやすく、
    怖かったけど、また冬に読みたいなと思いました。




    投稿日:2017/02/09

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  • こみねさん

    こみねゆらさんの作品だったのでこの絵本を選びました。心に響く文章が極上でした。主人公の表情の描き方が変化をしっかりと感じることが出来て良かったです。主人公が昔お婆さんから聞いたことをしっかりと思い出すことが出来て安心しました。一生懸命に何とかしようと奮闘する主人公が格好良かったです。

    投稿日:2010/03/19

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  • 雪うさぎ

    「さんしょっ子」を読んでから、急にまた安房直子の作品が読みたくなりました。そんな時、図書館の新刊本として入っていたのが、この本です。

    安房直子のお話は、作者名を隠して読んでも、安房直子の作品とわかる気がします。淡い感情や、日常の中に潜む怖さのようなものを文章化するのがうまい作家だからかもしれません。

    秋の終わりに、石けりをしていた女の子。続けているうちに、しろうさぎが石けりをしている輪の中に入っています。しろうさぎは雪を降らせる雪うさぎなのです。雪うさぎの輪の中から出なければ女の子は一緒に連れ去られてしまうのです。

    ただ、遊んでいただけなのに、死への道へ直結してしまうじわじわとした怖さを感じました。

    息子は横で雪うさぎたちの歌う「片足、両足、とんとんとん」という歌をまねていました。雪うさぎが雪の使者、イメージ的には美しいのですが、反面冷たい印象もあります。

    前半の怖さとは対照的に後半は少しほっとしました。

    こんな美しい作品を書かれる方がもう亡くなっているのだなあと思うと、他の作品も読み直してみたくなります。

    投稿日:2008/02/08

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  • 安房さんの世界へひとっ飛びできるお話です

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    森の中で起こる不思議なお話。
    ここ1〜2年 安房直子さんの絵本を何冊か読みましたが
    その中でも一番のお気に入りとなりました。
    いつもの道に突然現れた
    石蹴り(ケンケンパ)の輪を辿っているうちに
    女の子が不思議な世界へと
    連れ込まれてしまいそうになるのです。
    この別世界への入り口が なんとも自然で
    いつのまにかお話に夢中になっている私が居ました。
    それから 様子を表す言葉がとても好きです。
    女の子のセーターに雪が積もる所や
    よもぎの葉の裏側に
    白い毛がいっぱい生えているのを説明する言い回しは
    本当に素敵です。
    怖い思いをするのですが 
    かつてしたおばあちゃんとの会話からヒントを得て
    現実の世界へ無事帰ってこれるあたりも
    家族のきずなを感じて良いです。
    安房さんの作品は
    宮沢賢治さんのファンタジーの雰囲気に似ているように思えて
    最近ではすっかり安房さんのファンになっている私です。

    投稿日:2008/01/23

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