節分の季節に読んでみました。
あの小さな丸い豆から、いろいろな食べ物が作られていることを楽しく学べる科学絵本。
食卓でおなじみのみそやしょうゆ、お豆腐、納豆も、すべて「だいず」からできています。加工過程の写真を用いた工場見学のような説明があったり、「だいず」からできる食品をすごろくのように楽しく紹介したり。大人も子どもも楽しめる1冊です。ご家庭でも簡単にできる、豆もやしの作り方も掲載しています。ぜひこの機会に、身近な食べ物についてお子さまと一緒に楽しんでみてください♪
※私は、枝豆との意外な関係にびっくりしました!
表紙を見て、「だいずってこの豆のことなんや〜…」と不思議そうな顔の子どもたち。読み始めても、みそやしょうゆ工場の紹介ぺージは難しかったようで固い表情のまま。しかし、大豆⇒水につける⇒発酵⇒納豆、みそ 大豆⇒煮る⇒しぼる⇒おから、豆乳 ⇒固める⇒豆腐⇒焼く⇒厚揚げ、あぶらあげ と、すごろくのように図解されたぺージで一転! 「これもだいずからできてるん!?」、「マヨネーズも!?」、「おあげさんも!?」と、びっくり仰天の子どもたち。「ボクももやし作ってみたい!」という声には、こちらがびっくり。最後には、「ボクだいず食べられへんのに、だいず食べてたんや……」という発言もあり、とてもおもしろかったです。「それでも納豆はネバネバで無理〜(><)」と言っていましたが、身近な食べ物のルーツを知ることで、食べ物に興味を持ち、好き嫌いがなくなるとうれしいなぁと思いました。
※牛乳がいろいろな食べ物に変身することを楽しく解説した『みらくるミルク』 福音館書店 もおすすめ。