娘が学校の図書館から借りてきました。
「なんだかかわいいように思ったから」と。
以前『わたしのヒロシマ』という1年生にとっては
かなり重いお話を借りてきてしまった娘は、最近は「かわいい」
ものを極力選ぶようにしているようです。
にゃんこおうじは、「おうじ」としてとってもかわいがられて
育てられたので、わがままになってしまいます。
子どもがわがままになってしまうのって、親や、まわりの
大人のせいだったりするのだよなあ、我が家も気をつけなければ
なあと思いました。
わがままなおうじですが、いもとようこさんの絵ですので、嫌な
感じはしません。むしろちょっとかわいいかも(笑)。
おうじも「おうじだからと溺愛する」大人がいない場所に行けて
よかったね。そのおかげで「自分でやる楽しみ」を見つけることが
できたものね。
そうそう。たいていのことは、人にやってもらうより、自分の
力でやる方が断然楽しいのですものね。
かわいがられ過ぎるということは、寂しいことなのかもしれません。