この絵本を読みながら 息子は
定規を持ってきたり
いろんな声を出してみたり
厚紙をバタバタと振ってみたり…と
ちっともじっとしていられませんでした。
「音」というものはなんなのかを知る手がかりを
身近にあるものを使って子供に示してくれる内容のようです。
書かれている内容は結構高度な内容なんですよ。
例えば 私の言葉で言うとこんな感じです。
「物の振動が音で 音の広がる様子を音波といい
音波は空気が振動して運んでいくから
空気のない宇宙では音は聞こえないんですって…」
こういう言い方をしてしまうと とっても難しそうですが
この絵本は 幼稚園くらいの子供さんでも
「へぇ〜そうなんだ☆」と
書いてある事実をそのまま受け止められるように
丁寧で簡潔な言い回しになっています。
レビューのタイトルにした
「簡単だけど難しい…」は
この絵本を読み終えた息子の言葉です。
小学校中学年位になると
「へぇ〜そうなんだ☆」だけでは済まないのかな。
「振動が音なんだよねぇ…う〜ん…」と
何かを真剣に考え始めていました 笑。