地球温暖化に立ち向かう、あるホッキョクグマの闘い、と
副題にあります。
何やら表紙から緊迫感が漂っています。
『なぜ地球はあたたかくなるのか』の著者である(!?)
ホッキョクグマのウィンストン。
彼は観光客である人間にそのことを訴えようと行動を起こします。
でも、彼の妻は、更に大事なことを示唆してくれます。
ちょっと、ナンセンスな展開ともいえますが、
地球温暖化で生存の危機という状況のホッキョクグマを
主人公にすることで、その切実さが伝わってきます。
『なぜ地球はあたたかくなるのか』というウィンストンの本を使って、
地球温暖化のことも学べますね。
そして、何よりも、
「それぞれが、それぞれ、できるだけのことをしよう。
たとえ、どんなにちいさいことでも。」
というメッセージが実行しやすいですね。
子ども向けに、お薦めです。