「ノンタンのたんじょうび」 なかなかよいと思う みんなの声

「つまんないなぁ」
皆に何を計画してるのか教えてもらえないノンタン。

「ないしょないしょ」
ノンタンに内緒でお誕生日のお祝いをすすめるお友達。

さびしい気持ち、わくわくする気持ち。
双方の対照的な気持ちが上手に描かれています。

だからこそ最後にお祝いや喜びの思いがひとつになったとき、
友達の存在の大きさを強く感じるのでしょうね。

テーブルに皆からの心のこもったケーキやクッキーがならんで、
ノンタンに「おたんじょうびおめでとう！」をいうシーンでは、
読んでるこどもたちの笑顔も弾けることでしょう！

ノンタンの誕生日にみんなはノンタンに内緒で
パーティーの準備をはじめます。
誰も遊んでくれないし、みんな「ないしょないしょ」ばかりで
ノンタンはつまらなくなってしまいます。

私も小さい頃読んだノンタンシリーズを娘にも読んでみました。

ノンタンの行動はいかにも子供らしいし、
沢山の動物達も出てくるし、
文章がとてもリズミカルだから
子供はとてもこのシリーズに惹かれるようです。

テーブルの上にひろげられた沢山のノンタンクッキーと
大きなケーキに娘も大興奮でした。

『ないしょないしょ〜』と言いながら動物達が運んでいるものに息子は興味津々！
『これは何？何をするのかな〜？』と、ワクワクしながら話を聞いていました。
動物達からの贈り物の場面では、息子は『わぁ〜！凄いっ！！』と驚いて、ノンタンクッキーの一枚一枚顔が違うのを親子で一緒に楽しんだりしました！

ノンタンの誕生日に、お友達から「ないしょ　ないしょ」と意地悪をされてしまうお話です。

お誕生日は誰にとっても特別な日ですよね。
そんなノンタンのワクワクした気持ちが、段々と陰っていくのが少し寂しい気がしましたが･･･。
お友達がノンタンのために素敵な誕生日会を準備している楽しそうな姿がとても印象的でした。
誰かのためにみんなが何かをしようとする姿は良いなぁと思いました。

誕生日だけでなく、いつでも楽しめるオススメの一冊です☆

うさぎさんも、ぶたさんも、ノンタンに内緒で何かを運んで、おうちの中でごそごそしています。
｢ノンタンにはないしょ！」
気になるノンタンはあの手この手で覗こうとしますが見られなくて、
最後には「つまんないの・・・」ってぽつんと一人ぼっちに。
でも！
みんなは、ノンタンのお誕生日のお祝いに、ノンタンの顔の形のクッキーを作ってくれていたのでした。
ステキなサプライズ♪
息子はこの最後のシーンが好きなようで、
お誕生日の歌（保育園で覚えてきたらしい）を一緒に歌って拍手しています。
作り方まで載っていて、子どもと一緒に作りたくなっちゃいそう！

余談ですが「ぬきあし　さしあし」って言葉、久々に聞いたな〜と思いました。
ノンタンには、他にも自分が子供の頃からなじんでいたけど今はあまり使わない・・・なんて言葉がいっぱいありますね。

いつも仲良しのみんなが、きょうはなんかちがいます。ひとりぼっちのノンタンが、かわいそうだなと思いました。窓から、みんなの様子をのぞくノンタンの表情がおもしろいです。最後は楽しいサプライズでよかったなと思いました。

うちでも、ときどきクッキーを焼きますが、子供が作るのは「へび」や「おばけ」のクッキーです。絵本のようなかわいいノンタンクッキーを作ってみたいなと思いました。

いつもはお友達にいじわるしてるノンタン。
今度はお友達からいじわる？？
「ないしょないしょノンタンにはないしょだよ〜！」っていわれちゃいます。

息子は、これがかなり心に残ってしまったようで、
この絵本を読んでから、ずいぶんたつのに、
この場面を思い出すのか、突然寝る前に
「くまさんいじわるだね。『ないしょ』っていっちゃいけないのにね」
なんて心を痛めてる様子・・・。

くまさんたちはいじわるでいったんじゃなくて、
ノンタンを喜ばせようとしたんだよ。
最後はノンタンもうれしそうだったでしょ。
と何度も何度も説明して、やっと納得。
でも、やっぱり読むたびに「くまさんはいじわる！」と怒る息子でした。

最近、クッキーの型抜きが好きな２歳の娘が、クッキーの作り方の載っている表紙裏にとても興味を持ちました。

みんなに仲間はずれにされるノンタンをみて「かわいそう」としょんぼりしていましたが、秘密のパーティの用意をしていたと知り、一安心。
「ノンタンよかったね」と言って、ハッピーバースデーを歌いました。

裏表紙がステキです。

ノンタンクッキーの作り方がかいてあります。
クッキーをノンタンのかおにする、それだけでなく、３種類ものかおの作り方が書いてあり
これは子供とクッキーパーティーしなくてはっ！！
ワクワク気分を貰いました。

絵本の内容もかわいらしく、ノンタンのお誕生会をしようとお友達は内緒で準備を進めるけれども
ノンタンはのけものにされてしょんぼり･･･。

丘の上でひざを抱えて｢つまんない｣と呟くシーン
ノンタンの気持ちがとてもうまく表現されています。

ノンタンに内緒でみんなが誕生日の準備をしています
こちらまで、なんだかわくわくしてくる絵本でした。
息子にはまだ、文が少し長めなのですが、
この際、ママが、短めにまとめてあげて
ぱらぱらとめくってあげると、
とてもうれしそうに聞き入っています。
裏表紙に載っているレシピで、息子と
お菓子作りに挑戦できるを楽しみにしています。