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なきすぎてはいけない」 みんなの声

なきすぎてはいけない 作:内田 麟太郎
絵:たかす かずみ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2009年05月
ISBN:9784265070237
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 27
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27件見つかりました

  • 天国からのエール

    天国からの励まし、応援メッセージのようです。
    震災で家族などを亡くした方々へも読んであげたい。

    「我慢しないで、泣いていいんだよ!」と慰められてきた日々。
    半年過ぎて、被災者も自立に向け立ち上がろうとしている。
    そんな時にこの絵本「なきすぎてはいけない」のタイトルは
    かなりのインパクトで胸に迫るだろう。
    天国でいつも見守ってくれていると気づき、再出発への勇気がわくはず。

    「ともだちや」シリーズと全く違う雰囲気、イメージで
    絵も優しく、東日本そのものにおもえた。

    投稿日:2011/09/10

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  • 悲しみを昇華させて

     「泣いてはいけない」ではなく「泣きすぎてはいけない」というのが、よかったです。
     泣いて、悲しみを昇華させたときに、人は成長するんだなと思います。

     おじいさんが、孫に残していったことは、いつまでも心に生き続けるんだと思います。死別はつらいけれど、命のつながりも感じることができます。このような感情、子どもには、言葉だけではなかなか実感しにくいでしょうね。

     少しベールがかかったような絵が、お話にとても合っていました。
     表紙の、傘をもった二人の後ろ姿にしみじみしました。

    投稿日:2011/08/07

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  • 心にしみる思い

    • 夢見るアリスさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子15歳、女の子13歳、男の子7歳

    おじいさんは、孫にやさしい語りで話しかけています。
    泣いても言い。でも、笑って、楽しい顔をしていてほしい。孫のそういう姿がおじいさんはずっと見ていたい・・・ほんわりとしたあたたかさも感じるお話です。
    「いつまでも泣いていたって、亡くなった人は喜ばない。」とよくいいますが、こうして本になると心にしみます。

    大好きな人が亡くなった時のかなしくてさびしい毎日を何が救ってくれるのでしょうね。
    親がいて、祖父母がいて、曾祖父母がいて、その前のまたその前の世代が命をつないでくれたおかげで自分がここに生きている、そこに感謝をすることで少しずつ気持ちがかわっていくのでしょうか。

    このお話はおじいさんと孫ですが、誰に置き換えても響くお話です。

    投稿日:2010/12/27

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  • 身内の死と向き合う

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    ナビのレビューを見て読みたいと思い、図書館で借りてきました
    そう・・・泣きすぎてはいけないんですよね・・・
    祖父から孫へ心に残るメッセージとして作者は書いています
    亡くなった人は、生きている人の心の中で生き続けることができると私は思います
    私も親としてしっかりと子供に伝えていくことがあるはずですが
    今は全然自信がありません・・・・まだまだ未熟者です
    多くの絵本に触れ、感動して自分を磨かなければ・・・
    たかすかずみさんの幻想的な絵のタッチが癒されました

    投稿日:2010/08/06

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  • 亡くなっても

    前から気になっていた本です。

    祖父が亡くなったのが4歳ぐらいの時でその記憶も薄れつつあるのか
    息子の反応はあまりなかったです。

    呼びかける言葉の一つ一つがぐっときます。

    亡くなって姿が近くになくても魂は近くにいてくれるものなのかもしれません。

    そして、心の中で生き続けている気がします。

    絵がきれいでよくマッチしていると思いました。

    投稿日:2010/08/04

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  • 孫を思う気持ちがひしひしと伝わってきて切なくなります。

    いつか訪れると思うけれど、いつまでも悲しんでいないで生きていって

    ほしいと思いました。今をしっかりと孫に関わって行きたいと思います


    笑顔がいっぱいみたいから、笑顔で過ごしてもらいたいから、自分も笑

    顔でいたいと思いました。


    心に残るメッセージは残せないと思うけれど、孫といつまでも一緒にい

    たい私です。

    投稿日:2010/06/26

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  • 育ってほしい息子への思い

    祖父が孫に寄せる思いだそうですが、自分は親として息子に伝えたい言葉として受け取りました。
    それは多分自分の歳にもよるのでしょうが、子どもに対して「おまえ」と呼びかける文章にもよるのでしょう。
    自分は息子の成長とともに「おまえ」と呼べなくなったし、今では「お前」と多分にひらがなが漢字に変わるように、意味合いや語調も変わってきました。
    この思いは父親共通の感覚でしょう。
    それにしても先に死にゆく者として、息子には泣いてほしいし、泣き過ぎずにいてほしいものです。
    そして、息子はその涙を心に残して成長してほしい。
    自分の思いと、この絵本の情景がとてもしっかりとしみ込んでくるような絵本。
    時には心の中で昔の息子に声をかけつつ、自分を確かめることも重要かもしれません。

    投稿日:2010/06/13

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  • 父の気持ち

    • さなぼんさん
    • 30代
    • ママ
    • 富山県
    • 男の子3歳、女の子1歳

    新聞で紹介されていたのを見て、気になっていました。
    偶然、図書館で見つけて読みました。

    亡くなったおじいちゃんと孫。
    私には生まれたときからおじいちゃんという存在がいなかったので、重ね合わせるのは父と息子です。
    父はこういう気持ちでいるのかな、と思うと娘の私は胸にくるものがあります。

    今、息子に読んでも全然分からないと思いますが、いつかまた読んであげたいです。

    投稿日:2010/04/27

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  • 心に迫る

    なんとなく個人的には居心地のよくない文章というか言い回しがありました。
    にもかかわらず心を揺さぶられてしまうのは、やはり今の私に息子がいて老境に入った両親がいるからだと思います。
    過去形で表わされたラストの文章に胸が詰まります。

    投稿日:2010/04/15

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  • やっぱりおじいちゃんがすき

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子19歳、女の子16歳、女の子15歳

    一昨年に亡くなった父と甥っ子たちを見ていて、おじいちゃんと
    男の孫というのは、特別な関係にあるのだと感じていました。
    この本を読み、その思いは深まりました。

    多分、孫が生まれた時から、このメッセージは用意されていた
    のでしょう。いつか来る別れのときのため。
    亡くなるその日まで、いやその後も孫をずっと見守るように。
    ひとの悲しみを思いやれる子にするために。

    投稿日:2010/03/04

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