「こどものとも年少版」の1999年9月号の絵本です。
主人公はだんごむしだし、絵は子供が描いたような雰囲気(失礼!)だし、自分からは手に取らないタイプの絵本ですが、それがなかなか、読んでみると楽しい!
まず、文章のリズムがいいんです。
まるでラップのような感じ。メロディーをつければ歌になりそうです。
読み手が楽しそうに読んでいるためか、子供もとても楽しそうに、一緒になって「はあぁん」。
そして、だんごむしのダディがとてもいい!
片手に傘、片手にヨーヨーですからね、もうそれだけで楽しいんですよ。
その傘がクライマックスでキーポイントになるところは、ほんと爽快!
このような絵本と出会うことで、虫が苦手なお子さんの目線が変わったりするんでしょうね。