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ママ、お話読んで」 みんなの声

ママ、お話読んで 文:バシャンティ・ラハーマン
絵:ローリ・M・エスリック
訳:山本敏子
出版社:新日本出版社
税込価格:\1,650
発行日:2010年04月15日
ISBN:9784406052962
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 11
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  • ママが泣いたわけ…

    ジョーゼフは本が大好き。
    図書館の司書のリカードさんに読んでもらうのも大好きでした。優しい本は、自分で読むために、少し難しいのは誰かに読んでもらうため、二冊借りるようになりました。おかあさんのお話を聞くのも大好きでしたから、読んでもらおうとしたのですが、忙しくてなかなか読んでもらえません。何回もお願いしたある日、おかあさんは泣き出したのです。そのわけは、とても悲しい現実でした。
    でもその後のおかあさんのとった行動は、とても素晴らしいものでした。子どもへの大きな愛をひしひしと感じました。きっと、より素敵な親子の時間を過ごすことができたと思います。

    投稿日:2014/05/26

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  • 読み書きが出来ない

    「ママ、お話を読んで」
    そんな、子供の願いをきいてやれないなんて、母親としては辛いことでしょう。

    現在の日本で暮らしていると忘れがちになりますが、読み書きが出来るって、本当に大切で素晴らしいことなんですよね。

    大人になってからも、勉強をする真面目な姿勢も見せてもらえました。

    投稿日:2013/11/16

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  • 娘は若い頃の夢は、貧しい国の子供たちに読み書きを教えたいと願っていました。地面を黒板にして教えたいとあつく語ったことが懐かしいです。パパが帰国する時は、園の先生やお母さんから頂いた服、靴などを教会に持って行きます。ジョーゼフのように学校で勉強できるのは恵まれていて幸せな方だと思いました。義務教育が当たり前の日本では考えれないことですが、貧しい国の人にも教育が受けられるようになったらとどんなにいいでしょう・・・・ 選好みしなければ、まだまだ仕事が出来る日本に感謝したいと思いました。ジョーゼフのママが勇気を出して読み書きが出来ないことを告白して、職業訓練学校に通うことが出来てよかったと思いました。

    投稿日:2011/07/13

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  • 読み書きができないママ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子17歳、男の子15歳

    『Read for Me,Mama』が原題。
    「for Me」のニュアンスが印象的です。
    ジョーゼフはお話が大好きで、学校の図書館で本を読んでもらったり、
    本を借りたりします。
    司書の人から、難しい本は誰かに読んでもらうといい、と助言されたジョーゼフは、
    知り合いの大学生に読んでもらっていたのですが、
    都合が悪くなったので、ママに頼むのです。
    ところが、ママは「読んであげられないの」と泣き出します。
    そう、ママは読み書きができなかったのです。
    でも、ママは教会でそのことを話し、そこでの助言から読み書き講座に通うようになるのです。
    ジョーゼフの読書好きの様子、ママの努力、そして二人の親子愛。
    本を読むことの意味が伝わってきます。
    さらに、本文には書かれていませんが、絵が、この二人が黒人であることを
    そっと語ります。
    なぜママが読み書きできなかったか。
    そんなことも考えるきっかけになるといいですね。
    でも、このママはとても素敵です。
    仕事で忙しくても愛情たっぷりで子どもに接するし、
    読み書きができないから、と卑屈にならずに、
    他者に助言を求め、努力する姿は立派だと思いました。
    内容が重いので、小学生以上くらいからでしょうか。

    投稿日:2011/04/18

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  • 本と本の時代がつながった

    • 事務員さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子6歳、女の子4歳

    以前読んだ「ぼくの図書館カード」では
    黒人は図書館には行けず
    黒人に教育は不要とされていた時代のお話でした。
    しかしこの絵本に登場する男の子は図書館から本を2冊借りてきます。
    1冊は自分で読める本。
    もう一冊は難しい本。
    これは誰か大人に読んでもらわなくてはいけません。

    ジョーゼフのママは忙しいからと読んでくれませんでしたが
    ある日、泣きながら告白したのです。
    ママは字が読めないのです。
    まさにママは黒人が差別され学校教育を受けれず
    図書館にいけない時代を生きてきた女性だったのです。

    でもこれをきっかけにママは文字を学び
    そしてジョーゼフに本を読んであげれるようになりました。

    私はこの二冊の絵本で時代の移り変わりを読むことができました。

    娘にはまだ難しいと思うので時期が来たら紹介したいと思います。

    投稿日:2011/02/09

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  • 一人で読み直していました

    二つの図書館の新刊コーナーで見つけて気になっていた本です。

    お母さんに本を読んでもらいたいと思っているジョーセフ。ママはすることがあったりお仕事で忙しくてなかなか読んでもらえません。

    おかあさんが字が読めないことを告白するくだりが、息子にはとても意外に感じたようです。

    毎日、私から読み聞かせをされている息子にとっては、母親が読み聞かせができないということ自体、思いもよらなかったことだったと思います。

    「どうしてこのお母さんは読めないの?」と聞いて来ました。

    貧しくて学校に通えなかったり勉強する時間がなかったりする国の人がいることは伝えましたが。

    日本では考えられないことでも、児童が早くから働く国では読み書きができないことがさほど珍しくないことかもしれません。

    息子の心にどう届いたのかはわかりませんが、読み聞かせをした後でも、とても内容が気になったらしい息子は一人でまた絵本を読み直していました。

    題名では予想できなかったお話でしたが、終わり方にはほっとするまた感動するお話でした。

    投稿日:2010/11/18

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  • 読んでもらいたい気持ちの強さが・・・

     本が大好きな少年、働き通しで少年を育てている母親、そのふたりの日常の生活ぶりと親子関係がしっかり伝わってきます。
     その親子の日ごろの信頼関係がベースとなり、息子のために文字を読めるようになりたいと願う母親と、母親が本当は文字を読めないとわかったときの少年のおどろきを、すぐにママを助けるにはどうしたらいいのだろうとの考えに変える息子の姿が胸にしみます。
     物語の中に、母親が、なぜ読み書きができないのか、くわしい説明はありません。でも、その暮らしや黒人のおかれていた状況などが、伝わってきます。
     
     この「本が好き」という少年の強い気持ちと知的な好奇心が、母親を動かす・・というところが、子どもから大人までの読み語りをしているわたしにとっては、本の持つ力の大きさを改めて感じさせていただいた作品となりました。

    投稿日:2010/11/13

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  • お母さんの気持ちが痛いほどわかります

    本好きのジョーゼフは、図書館のリカードさんに本を読んでもらうのも好きだけど、お話上手なお母さんにも本を読んでもらいたいのです。
    自分で読めるやさしい本と、少し難しい本の2冊をすすめるリカードさんのあり方には学ぶところ大ですが、お話はその先です。

    お話上手なお母さんですが、本を読むのは苦手だったのです。
    どうして他の人に読んでもらうように仕向けるのか不思議に思っていたら、お母さんは協会で読み書きが出来ないことをカミングアウト。
    読み書きができるようになりたいと訴えるのです。

    お母さんにしてみれば、これほどつらいことはなかったでしょう。
    子どもの願いを聞いてあげられない後ろめたさ、ごまかしきれない事実。
    でも、告白したお母さんはジョーゼフに近づくためにジャンプしました。
    お母さんに対するジョーゼフの思いやりも素敵です。

    読み書きという話であれば、お父さんお母さんには他人事に思えるお話でしょう。
    でも、自分たちが子どもと共にあるためには、このお母さんの勇気が必要なときもあると思いました。

    投稿日:2010/09/22

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  • つらかったんですね

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    子供がママに甘えて、本を読んでもらうお話かと思ってましたが・・・
    違うんですね
    子供に本を読んであげられない理由は別にありました
    これは読み聞かせに限らず、やってあげたくともできないことは子育ての中にはあると思います
    でも愛情はだれにも負けない、母は偉大な存在です
    その愛が、出来ないと思っていたことも可能にしてしまう力が「ある」とこの絵本が証明してくれているようです
    子育て中のママもこの絵本で感動できるのでは・・・・?

    投稿日:2010/09/17

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  • ママの気持ちに心打たれます

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    原題は、「Read for meMama」

    読書に関する絵本だと思って軽い気持ちで読んでみたのですが、さにあらず。
    非常に深い作品です。

    読書に興味を覚えつつある主人公のジョーゼフは、易しい本なら一人で読めるのですが、難しい本はまだ読むことができません。
    ママに読んでと頼んでも、忙しいとはぐらかされてしまいます。
    日本なら体の良い理由と言えるのですが、実はママは字が読めないからなのです。

    誤魔化せなくなって、とうとうママは教会で
    「私は字が読めるようになりたいのです。
    息子には字の読める母親が必要です。
    ですが、私は読み書きの練習をしたことがありません。
    学校でもちゃんと習いませんでした。
    私は読み書きがまったくできないのです。」
    と真実を告白するのです。

    国別の識字率をいうことがニュースになる位ですから、これが現実なのでしょう。
    とても日本では想像できません。
    本当のことを言ったママの勇気と、それからのジョーゼフのママへの接し方に心を強く打たれました。

    素晴らしい作品に違いはないのですが、こうした現実を理解できる年齢でないとオススメできるものではありません。
    なおさら、識字率100%近い日本ですから、子どもに理解して貰うことは難儀なことだと思います。

    大人の絵本と言った方が良いのかも知れません。

    投稿日:2010/06/26

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