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おおきな木ふつうだと思う みんなの声

おおきな木 作・絵:シェル・シルヴァスタイン
訳:村上 春樹
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:2010年09月
ISBN:9784751525401
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,255
みんなの声 総数 51
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  • 切ない愛

    はじめて読みました。
    読んでみてとても切なくなりました。
    “木”は自分の実を少年に与え、枝を与え、何もかも少年に与えてしまい、最後には切り株になってしまいます。
    “少年”は大人になるにつれて、木の愛情を受けるばかり。私は「この少年はなんてバカな人間なんだろう・・・」と悲しくなりました。
    「少年は木に何をしてあげれたのだろう?何故こんなに少年に尽くすのだろう?」と不思議でした。
    そして、自分が大きくなるにつれて気づいた親の愛情に似ているなとも思いました。
    この本を読んで最後に残念だったのは、木が切り株になってしまう前に、この少年に“愛情”というモノに気づいて欲しかったです。

    投稿日:2010/09/12

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  • 村上春樹の翻訳版です

    何の見返りも求めず、与えて、与えて、与えて、与えて…最後は切り落とされても、献身的でいられる木
    大人が読んだら、涙、涙、涙…の絵本ではないでしょうか。自己犠牲の尊さを歌った絵本だと思いますが、感動はするけど、どちらかというと好きではないかも。

    投稿日:2019/05/25

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  • 子どもに読むのをためらう絵本でした。この絵本のリンゴの木は男の子の母親ではありませんが、多くの人はリンゴの木を母親的な誰かに置き換えて読むのではないでしょうか。一方的に搾取される誰かは健全でしょうか。母親ではない誰かを一方的に搾取する男の子は健全でしょうか(母親を一方的に搾取したら不健全ですね)。人間は弱いものだからリンゴの木が必要なのでしょうか。誰かを尊重するには理性のリミッターが必要ですが、この絵本は、そのリミッターを外す手助けをしそうです。この男の子のように信頼を押し付けて搾取する人達や、そういう人達に便乗して、リンゴの木のような人に野次を飛ばしていじめて利用しようとつきまとう人達が現実にいるだけに、複雑な気持ちになりました。それでも、この絵本がヒットするのが現代社会なのですね。

    投稿日:2016/12/29

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  • 深くてせつない

    大人が考えさせられる本でした。
    おおきな木の視点でストーリーが描かれています。
    おおきな木が男の子を想うあまり、
    自分の与えられるものを彼に与えていきます。
    彼が戻ってこなくても、おおきな木は彼を想い続ける。
    最後まで彼を想い彼に与えるおおきな木。
    おおきな木にとってはハッピーエンドな話ですが
    なんとなく、せつない。

    投稿日:2010/09/26

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