表紙のミミーちゃん。本当に嬉しそうな顔でバスケットを抱えてる。
大好きなクッキーを焼いてもらったり、そのクッキーをおばあちゃんに届けるために一人でおつかいをできることが、ほんとに嬉しいんだろうなぁって、見ている私もほっこり♪
でも、物語が進むにつれて、ある事情から笑顔はだんだんとなくなって・・・。
はじめはあんなに嬉しそうに笑顔をみせていたのに・・・。
その展開に切なくなる。
腹ペコのくまさんにクッキーをあげたミミーちゃん。
見て見ぬふりもできたはずなのに。
ミミーちゃんの行いは、もしかしたら正しいことではないかもしれないけれど、
それでも、ミミーちゃんの気持ちはわかってあげたいな。
ラスト、おばあちゃんがミミーちゃんを抱きしめる場面は
その温もりさえも伝わってきそうなほど、
とてもあたたかくて優しくて、素敵なものでした。