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ちいさくなったおにいちゃん」 みんなの声

ちいさくなったおにいちゃん 作・絵:ウィリアム・スタイグ
訳:木坂 涼
出版社:らんか社
税込価格:\1,650
発行日:1997年11月
ISBN:9784883301232
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,731
みんなの声 総数 13
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  • 兄弟って

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子9歳、男の子5歳

    5歳の次男に読みました。

    いつもいつも長男にくっつき歩き、お兄ちゃんと同じことがしたい次男。でもお兄ちゃんはいつも相手をしてくれるわけでもなく、威張ってばかり。うちの兄弟とまるきり同じです。だから、次男はこの本に並々ならぬ共感を覚えるかも?と思っていました。

    さて、この本の長男はひょんなことから薬で虫のように小さくなってしまいます。弟に助けてもらわなければならないのに、まだいばってばかり。こんな時くらい弟も日頃の恨みを晴らせばいいのに、おにいちゃんの言いなりであるばかりか、このままでもずーっと面倒をみてあげる、と言うほどのやさしさ。

    息子もこの本の次男の行動に何の疑問も抱いていない様子でした。

    最後は何とか元に戻れて安心の結末なのですが、お兄ちゃんがどんなに小さくなっても動じない家族が素敵です。弟はとにかくお兄ちゃんが好きなのだということもよくわかりました。

    投稿日:2017/09/08

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  • 兄弟愛

    弟は、おにいちゃんが小さくなってしまっても、日頃から威張っていても小さくなったお兄ちゃんと遊ぶのが楽しくて守ってやりたいと思うとても優しいと思いました。おかあさんだって赤ちゃんにかえったお兄ちゃんを喜んだり、家族みんなで小さくなればよいと考えたりとても素敵な家族だなあって思いました。

    投稿日:2013/03/30

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  • 泣かせるじゃありませんか

     錬金術師が出てくるあたり、時代を楽しく遡れました。
     ヨリックの慢心が導いた自業自得のこととはいえ、家族ですよね〜。
     ちょっと小さくなったお兄ちゃんで遊んでいるようなところも見られますが、弟のチャールズの優しさは意外でした。
     私が弟ならば、ここぞとばかりに意地悪をしてしまうかも。
     「万が一だめでも、ぼくがずーっと面倒みてあげるよ。結婚してぼくの奥さんがいやだと言ってもね。...。」は、泣かせるじゃありませんか。
     おかあさんの、みんなで小さくなればいい発言もグッと来ます。
     
     親の言いつけを守らねば、足をすくわれこのような悲劇に見舞われるのだと、なかなか教訓的ながら楽しいお話でした。
     息子は、「家に生姜ある?」って、突拍子もないことを聞いていました。

    投稿日:2010/07/06

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  • おもしろ家族だなあ

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子11歳、男の子7歳

    お父さんとお母さん、お兄ちゃんと弟くんというどこにでもある家族なんですが、それぞれがユニークでおもしろくってたまらない。
    お兄ちゃんが小さくなってしまったら、そのままでもいいかなあなんて弟が思ったり、お母さんときたら、赤ちゃんの再来とみて、すごくうれしがったり。あまりのボケぶりに何度つっこみたくなったことか。
    でも、家族はああだこうだ言ってるけど、本心はみんな家族のことをだれよりも愛しているんですよね。ジョークばかりではなく、あたたかい気持ちまできちんと表現してるところが、スタイグさんの魅力だと思います。
    お父さんは錬金術師です。このお仕事、夢があってとってもおもしろそう。お父さんと同じ仕事をめざしているお兄ちゃんがいて。お母さんと弟くんがなにかと発想が似ていて。家族のつながりを感じてうれしくなる絵本でした。

    投稿日:2010/06/02

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  • 兄弟っていいな。

    兄と立場が逆転した弟チャールズの気持が
    とてもコミカルに描かれていて楽しいです。
    のんきなおかあさんは本当にのんきで、おとうさんだけが
    一家で冷静なところ(というか普通?)が
    とってもおかしかったです。

    投稿日:2009/12/25

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  • 兄弟っていいいね。

    • はやつぐさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳、女の子5歳

    妹に意地悪なおにいちゃんがある時お父さんの実験室で薬を飲んで小さくなってしまった。
    どうにかしろ!と威張り散らすおにいちゃん。でも妹はそんなおにいちゃんをよく面倒見ます。
    そんな妹の姿にだんだん威張り散らすのをやめていくおにいちゃん、
    我が家も兄と妹の兄弟なので子供たちもとても共感できたようで、面白がっていました。
    兄弟ってけんかもするけど、いいものだな。ってきっと感じ取れると思います。喧嘩の多い兄弟に。。。是非読んでみてください。

    投稿日:2009/11/21

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  • 性格がにじみでています

    • くるりくまさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 女の子8歳、女の子5歳、男の子2歳

    お父さんが錬金術師の一家の物語。
    錬金術師とは、「いろんなものを金にかえてしまう実験をしていた人」と説明されていますが、耳慣れない職業で「?」と思いました。

    お父さんお母さんが留守の間に、お兄ちゃんが自分の発明した薬をのんで小さくなっちゃったからさあ大変・・・というお話です。

    家族の行動をみると、それぞれの性格がにじみでています。
    小さくなった兄のヨリックは、弟のことを常に馬鹿にして威張っていて、それは小さくなって弟に助けてもらっている間も変わりません。
    弟は、家畜や虫と遊ぶのが好きで、兄にばかにされても気にせず、おっとりタイプ。
    お母さんは、お兄ちゃんが小さくなっちゃたなら、みんなで小さくなってしまえばいいなんて、のんきな性格。

    いろいろな性格の一人ひとりが集まって、家族を作っていることに、改めて自分の家族の一人ひとりの性格を考えてしまいました。

    投稿日:2009/05/27

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  • 引き込まれる

    錬金術師という耳慣れない言葉に息子がどう反応するのか?と思いましたが、質問はありませんでした。

    親の留守中にお兄ちゃんが小さくなってしまうという展開の方が気になったようです。

    自分たちも小さくなってしまおうと言うお母さんに、子どもへの愛情を感じると共に、少し短慮でもあるのを感じました。

    スタイグのお話を今回たくさん読んでみましたがどれも起伏があり、引き込まれるのを感じました。

    投稿日:2008/12/20

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  • 素敵な家族愛と兄弟愛

    • びえんさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子4歳

    錬金術師ベーデさんと奥さん、二人の息子ヨリックとチャールズの
    物語です。

    両親の留守中に勝手に実験室を使ったヨリックはゴキブリみたいに小さくなってしまった!
    小さくなってもいばりんぼうのヨリックをチャールズは見捨てることなく、かいがいしく世話してあげます。
    両親は帰ってきてびっくり仰天!
    しかしのんきなお母さんは小さいヨリックの世話を焼きながらもみんなでも小さくなってもいいかしらなんていって、のんきさが笑えます。

    最後はヨリックの作った薬の配合がわかり、もとに戻って
    ハッピーエンドです。

    錬金術師という職業や小さくなる薬に入れた草など、「昔々のおはなし」として楽しくよむことができました。
    小さくなっても性格までは変わらないおにいちゃん、なんだかうちの
    上の娘みたいで、兄弟のキャラクターの違いもおもしろかったです。

    投稿日:2008/08/12

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  • どんな姿になっても…

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    お父さんの言いつけを守らずに
    小さくなってしまったお兄ちゃん。
    (自分でゴキブリみたいに縮んじゃったと言っています 笑)
    自業自得でこんな事になっちゃったのに
    誰もこのお兄ちゃんを責めるどころか
    弟は一生自分が守ってあげないと…って思ったり
    お母さんは 赤ちゃんのお世話をしているようだと嬉しそうだったり
    お父さんもなんとかしてやらなくちゃ☆って 実験に大忙し。。。
    ありのままの子供を 無償の愛で受け入れる
    温かくて 大きな家族愛を感じました。
    家族愛は スタイグ氏の絵本の定番ですね☆

    でも…今回ちよっと気になったのは
    お兄ちゃんの言葉遣い…。
    弟に対してと お父さんに対してのしゃべり方が
    随分違うじゃない!?
    そんなところからは
    子供の2面性をも 
    温かい眼差しで見ている作者の心の広さを感じました。

    投稿日:2007/06/08

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