かいじゅうたちのいるところ」 みんなの声

かいじゅうたちのいるところ 作:モーリス・センダック
訳:じんぐう てるお
出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
税込価格:\1,870
発行日:1975年
ISBN:9784572002150
評価スコア 4.49
評価ランキング 10,786
みんなの声 総数 313
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313件見つかりました

  • 子どもの頃好きでした

    私が子どもの頃好きだった絵本の一冊です。ストーリーもそうですが、かいじゅう達の絵がとても好きだったのを覚えています。一歳の子どもにはまだ難しいかなぁとは思います。年齢に合わせて、徐々に読んであげたいなって思います。

    投稿日:2021/11/05

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  • 男の子は伸び伸びと

    • なりおママさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    この物語を読むと、母として少し安心するのです。
    うちの内弁慶の息子もマックスと同じように家の中で大暴れします。
    私はその激しさと荒々しさにイライラしてしまい、感情に任せて叱り付けてしまうことが多々あります。
    叱り付けた後には、活発に動きたい息子を押さえ付けてしまったのではないか、、
    という自問をして後悔するのです。

    けれど、男の子って案外めげないんですよね。その場が過ぎればまた一瞬でさっきのテンションに戻ったり。
    ここで出てくるマックスも母に叱られてめげるどころか、どんどん内面の野望が膨らんでいきます。

    息子も叱られた時、そうであって欲しい。大人の都合で叱りはしますが、自分の野望に従って伸び伸び育って欲しい気持ちはあるんです。
    叱り顔ではなく、おいしいにおいを思い出してくれたら母親冥利につきますね。

    投稿日:2021/09/17

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  • 今度は君の番だ!

    まずは、何も聞かずに、小さなふせんを1枚用意しよう。
    次に、そのふせんに、君の名前かニックネームを書いてください。
    そして、この絵本の表紙に描かれた、眠っているかいじゅうの横に停泊している船の右舷に
    そのふせんを、かいじゅうを起こさないように、そおーっと貼ってほしい。
    これで、準備は完了です。

    この物語の主人公マックスは、ある晩、おおかみのぬいぐるみを着て、おおあばれ。
    怒ったおかあさんに、ゆうごはんぬきで寝室に放り込まれてしまいます。
    すると寝室に、にょきりにょきりと木が生えて、あたりはすっかり森や野原。
    そこへ波が打ち寄せ、船が来て、1年と1日航海すると、そこはかいじゅうたちのいるところ。
    さて、マックスは・・

    「絵がはぶかれ、そこを言葉がかたる。言葉がはぶかれ、そこを絵がかたる。」
    究極の絵本をめざしたモーリス・センダックは、この作品をわずか42行の文章と、クロス・ハッチングで描いた陰影のある斬新な絵で仕上げます。
    そしてこの作品で、アメリカで最も優れた子ども向け絵本に贈られるコルデコット賞を受賞しています。
    これまでに全世界で2000万部以上売り上げた、世界中の子どもたちを魅了しつづけているロングセラー絵本です。

    この絵本には、いろんな楽しみ方があるよ。
    こわいもの見たさの君には、すごい歯をがちがち鳴らすかいじゅうたちが、おでむかえ。
    言葉のない見開き三場面、君にはどんな音が、音楽が聞こえますか?
    ダンスが得意な君は、「かいじゅうおどり」を踊っちゃおう!
    絵本好きの君は、大きくなったり、小さくなったりする絵や月の秘密を解き明かしてみて!
    そして、最後の絵のない言葉だけのページ。君の心にどんな絵がうかぶだろう。

    マックスの冒険を楽しんだら
    さあ、今度は君の番だ!
    いい風が吹いているよ。表紙の船に乗り込んだら・・
    「かいじゅうたちのいるところ」へ

    投稿日:2021/06/28

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  • 帰りたくなる場所

    名作ですが、読んだ記憶も内容の記憶もなく、遂に我が子が読める年齢となり、
    一緒に読みました。

    まず、意外にも文が少ないことに驚きました。
    かいじゅうたちと遊ぶところは、絵だけなのも良いです。言葉ではなく絵が物語るというのを身をもって体験しました。

    どんなかいじゅうでも、やっぱりお母さんが一番なんですね。
    マックスは、ちゃんとお母さんの愛情たっぷりで育てられているからこそ、かいじゅうになってしまうんだろうなぁ。
    私も、目の前の可愛いかいじゅうに愛情を注ぎたいと思います。

    投稿日:2021/06/07

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  • ちょっと怖い。でも読みたい。

    ずっといつか娘に読んであげたいなと思っていました。
    4歳になって初めて読んであげると、
    まだ少し怖いみたいです。

    ちょっと怖いけど、気になる存在。
    たまに物語の世界を覗いてみたくなる・・・。
    そんな気持ちなのか、
    忘れた頃にこの絵本を「読んで」と持ってきます。

    緻密なイラストが美しく、
    いたずら者のマックスが現実から空想の世界へ、
    そしてまたお母さんのいるところへ戻ってくる。
    その描写が
    大人の私にはとても心地がいいのですが、
    子どもはどんな気持ちでこの本を読んでいるのかな?

    そう思いながら、皆さんのレビューを読むのも
    とても楽しい作品です。

    また少し大きくなって、娘の感想を聞いてみたいなと思います。

    投稿日:2021/05/07

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  • 是非何度も読んでみてください

    • COCO.さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    自分が子どものころに読んでみたいと思っていた絵本。
    でも機会に恵まれず、自分に子どもができたら読んであげようと思っていた絵本。
    敢えて下調べは一切せずに購入し、やっと手元にやってきたのは長女が2歳を過ぎてからでした。

    最初に読んだとき、長女の反応はイマイチで、私の方も、色々な協会から選定されていることや、長年読んでみたいと思っていて期待が大きかったからか、そんなにいい絵本?というのが第一印象でした。

    それから長女に選ばれることが少なかったこの絵本ですが、次女が3歳になった今、次女のお気に入り絵本になりました。

    何度も読むようになって初めて気付いたのは、『月の形の変化』。
    長女と読んでいた時は、かいじゅうたちはマックスの夢だったのね?と読み取っていたのですが、変化に気付くと、もしかしてマックスは本当に冒険してきたのかも?と少しの不思議を残して絵本を閉じるドキドキ感。

    また、『絵の大きさの変化』も、何度も読んで気付いたことで、この変化があるからこそ、物語の抑揚を感じられるのだなと納得しました。

    もちろん、小さな娘たちはそんな事は気付きもせずに、「このかいじゅうこわい!」とか、「マックスわるいこだね?!」などと言って楽しんでいますが、それもそれでこの絵本の楽しみ方。

    何度も開いて読んで、何度もワクワクしてもらいたい。
    そんなメッセージがあるように感じられます。長く愛されることに納得する絵本です。

    投稿日:2020/11/21

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  • ーおねがいいかないで。 
     おれたちは、たべちゃいたいほど、おまえがすきなんだ。
     たべてやるから、いかないで。ー

    かいじゅうの国をたずねよう。
    寝室から始まる、マックスの冒険。

    いたずらをしすぎてお母さんに閉じ込められてしまった寝室は、なんと森への入り口だった……?

    かいじゅうたちの住む森で王様としてあばれ回ったマックスが疲れてふと思い出したのは、お母さんのこと。あたたかなおうちのこと。

    一人一人に合わせた本をオススメしているヨンデミーにて、やんちゃなお年頃に入ってきたお子さんにこちらの本をおすすめしたところ、なんだか思うところがあったよう。
    読了後のお母さんへの関わり方が変わったそうです。

    本のいいところは、主人公に自分を投影して本の世界を擬似体験出来るところですよね。
    そして、その擬似体験した世界での学びは、日常生活に活きてきます。

    読み手の子どもたちにふとした気づきを与えてくれるこちらの本、オススメです。

    投稿日:2020/11/02

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  • ストーリーのテンポと絵が、何とも言えず気味が悪い。
    絵が全体的に暗く、不気味な印象。でも、表情とか、細部まで細かく描かれていて、隅々まで眺めてしまう。

    主人公は男の子らしい男の子。お家の中で大暴れして、お母さんとけんかして、夕飯抜きで寝室に閉じ込められた。
    でも、反省とか全然しない!かいじゅうの国に行って、かいじゅうたちのの王様になっちゃう。
    いい子じゃないかもしれない。
    でも、そのままの子供への愛おしさ、リスペクトを感じる絵本でした。

    投稿日:2020/08/25

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  • ある晩、マックスはおおかみのぬいぐるみを着ると、いたずらをはじめて大暴れ。とうとう寝室に放り込まれた。すると、寝室ににょきりにょきりと木がはえだして…。繰り返しの言葉とリズム感、読み終わってもまた読みたくなる、癖になる絵本です。読む前はちょっぴり怖そうな表紙からして怖がらないかなと思いましたが、実際は読み進めるにつれ、どんどん絵本の世界に引き込まれました。文字数は幼児向けで、多くなく、言葉自体も簡単ですが、その言葉選びに奥深さが感じられます。だからこそ何度もじっくり読みたくなるのです。

    投稿日:2020/07/30

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  • 読み応えのある一冊です

    表紙の雰囲気からして、怪獣や冒険ものが好きな子向けだな〜という気がします。あまりにも名作のロングセラー絵本ですが、かわいいものや楽しいものが好きな娘たちにはそれほど響いていないようでした。

    でも、お話し会や読み聞かせでも、今まで何度か読んでもらっていたので、内容についてはよく知っていて、仲良く遊んだかいじゅうたちとあっさりとさよならをするところを不思議がったり、「やっぱり夢だったのかなぁ」とつぶやいたりしていました。

    私は、とにかくこの絵の緻密さにいつも驚いて、どういう手法なのかじっくりと見てしまいます。全ページ描くのにどのくらいかかったのだろう…と、その工程を想像すると、間違いなく渾身の作品だっただろうなと、それも含めてとても読み応えのある一冊だと思います。

    投稿日:2020/07/28

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