「おやすみなさいフランシス」 みんなの声

私が生まれるずっとずっと前から、愛され続けている絵本で、名作絵本として有名です。親子３代にわたって読んでいる…なんてうちもあるのではないでしょうか？

読んでみた感想は、「なるほどっ長年読まれているだけのことはあるなぁ」でした。子どもの心を本当にうまく表現していると思います。一人で寝る時、いすにかかっている服がおおおとこに見えてきちゃったり、天上のひびから何かが出てきそうで怖くなったり・・・きっと誰でも子ども時代に経験のあることだと思います。

子どもたちは主人公の不安な気持ちと自分の経験とを重ね合わせて一緒になってどきどきしながら聞いてくれるのではないでしょうか？（＾∇＾）

私が子どもの頃、大好きだった絵本です。
この絵本は絶対に子どもに読んであげたいと思って前に買っておいたのですが、ようやく3歳になったのでそろそろかなあと思い読んであげました。

嬉しいことに、娘もとても気に入ったようです。こんなに長いお話は初めてでしたが。

私が大好きだった絵本を自分の娘に読めることの幸せ、そしてその絵本を娘も気に入ってくれての幸せな気持ちを感じることができました。
本当に、絵本は素敵ですね。

幼児の心の世界を、影絵のようにやさしく描いたお話だと思いますが、読み聞かせにはとつとつとして長い！･･･ウチのは1歳だから少しこの展開はきついです。しかし、もう少し大きくなったら、寝物語にとっても合うような気がします。

　自分の子どもをモデルにしたと言うだけあって、
幼い子どもの心理を巧みにつかんだストーリーです。
両親のフランシスへの接し方も愛情いっぱいで、
すっぽりと包み込むような優しさが感じられます。
特に、眠れないフランシスの訴えを説得する父親との会話が、
知恵と愛情に溢れています。
子ども達もこんな体験が一度はあるので、
フランシスの気持ちがよくわかり、
自分のことのように思えるでしょうね。

私が子供の頃、こんなことしたなあ、と思い出しました。
今は、親子4人で1つの部屋で寝ていますが、近い将来、子供部屋で寝かすようになると、我が家でもこんな光景が見られるんでしょうね。楽しみだなあ。夜、眠れないときの想像力って、無限な感じで。子供には怖くないことをいっぱい想像、妄想して欲しいなあと思います。子供だけのそういった時間も大事かなと。
読んでいる最中の娘の反応は、「フランシス、まだ寝ないの？」でしたけど。

この種類の絵本は苦手の子供たち，でもフランシスだけは違いました。きっと子供の気持ちにすごく身近だったんだと思います。娘にも同じ事があったので，読んでいて笑いそうになりました。でも，娘の方から「私も同じだった〜」と。とにかく，ママは愛情深いです。見習たいです。

私が子供の頃から持っていて、未だに大好きな絵本です。絵がほとんどモノトーンの鉛筆描きで、一見地味かも知れませんけど、読んでると絵本の世界に引き込まれていきますよ！
夜中に眠れなくなると、世界がとても大きく思えて、いろいろと探検を始めたりして、最後にパパとママに諭されて眠りにつく。。これだけのことが多分１時間かそこらで行なわれているのだと思うのだけれど、子供の頃って本当に時間がゆっくりと流れていましたよね。
余談ですが、寝る前にミルクを飲んでいるフランシスのまぁるいやわらかそうな背中、かわいくって大好きです！！

私が小さい頃買ってもらった本です。フランシスのシリーズは、この後何冊か出ていますが、私の大好きなガース・ウィリアムズが絵を描いているのは、この本だけです。（なぜなんでしょう？）

小さいフランシスは、ちょっとしたことが気になってしまうと、もうドキドキして目が冴えてしまい、眠れません。
こんなこと、こどもにはよくあることです。肝心なのは、その時の大人の対応。フランシスのおとうさんは、実に気長にじっくりとフランシスに付き合います。それも、べったりと甘やかしたやり方ではなく、さらりとしたやり方で。
フランシスもおとうさんに自分の気持ちを素直に話します。こんなところからも、この親子は普段からきちんとコミュニケーションをとって信頼関係を築いていることが窺えます。
親子はこうありたいもの、と思うものの、「もういい加減に寝なさい！」と怒鳴ってしまうのが、実際のところです。頭では、「フランシスのおとうさんでいきましょう！」とは思うのですけれど。

そして、最後のフランシスの言葉が秀逸です。「あたしのしごとはねむること」。こう言えるところまで達したフランシスは偉い！おとうさんと満足いくまでお話しして、自分も納得して、とても素敵な夢を見ることができるんじゃないかな？よかったね、フランシスちゃん。

私自身が子どもの頃に持っていた絵本ですが、読んだことをとてもよく覚えています。自分の娘はまだ2歳なので読み聞かせていませんが、もう少し大きくなったらぜひ読んでみたいと思っています。いろんなことが気になってなかなか寝つけないフランシスが、ちょうど同じようになかなか寝れない子どもの頃の私と同じだったと思います。とても大好きな絵本でした。私の娘は夜はすぐ寝てしまうので、この本を読んで私が感動したように娘も感動するかどうかは分かりませんが、娘に読むのを楽しみにしています。

最近、息子が眠れない、というようになりました。
いろいろ理由をつけて、訴えてきます。
寒い、暑い、喉がかわいた、は序の口、
外の音がうるさい、まぶしい、パパが臭い
（パパの名誉の為にいいますが、けっして臭くありません）
一番すごかったのは、「疲れて眠れない」でした。
まあ、よくも考えつくことです。

このお話のフランシスも、あれこれ考えて眠れないようです。
部屋に虎がいるんじゃないか、とか
大男が自分をさらいにくるんじゃないかとか。
やれやれ、わが息子といい、フランシスといい、
そんなに眠るのって大変ですか？　と聞いてみたくなります。

でも、寝るのが、わたしの仕事。
そう考えたフランシス。
最後には自分でちゃんと眠りにつきました。
えらいえらい。

ちょっと長めのお話なので、
寝る前に、ゆっくり静かに読み聞かせると、
終わるまでに眠りにつけそうですね。
うちの息子は、きっと無理だと思いますが…