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ふるやのもりなかなかよいと思う みんなの声

ふるやのもり 再話:瀬田 貞二
絵:田島 征三
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1969年04月
ISBN:9784834001945
評価スコア 4.39
評価ランキング 13,831
みんなの声 総数 35
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  • 日本の昔話も読んであげようと

    自然体で選ぶと、母の好みが反映されて絵本のチョイスに偏りが出てしまいそう。
    日本の昔話って自分からはあまり選ばないな、と意識して選んでみました。

    挿絵もストーリーもまさに日本の昔話。
    絵は暗くて濃い色調で力強く描かれていますが、子どもにとってはそれが
    新鮮で興味深かったようです。ちょっと見にくそうにしながらもいろいろな動物
    が出てくるページで「ウサギがいる、クマがいる、イノシシもいる」とか指さして
    遊んでいました。

    サルの顔がどうして赤くなったのか、しっぽが短いのか、その理由が物語通して
    明らかになります。

    こういう本もたまには読むべきですよね。読んでよかったです。

    投稿日:2017/07/27

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  • 『ふるやのもり』は、話が楽しいので絵を選ばないかもしれませんが、田島征三さんのの絵には圧倒されました。
    これもありかなと思います。
    男性的な感じがするので、読み手はお父さんがいいかも知れません。
    瀬田貞二さんの話は、分かりやすくてストレートです。

    投稿日:2014/06/27

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  • ドキドキの展開

    馬を狙ってやってきた泥棒とオオカミが
    おじいさんおばあさんの話に耳を傾けながら
    “ふるやのもり”という得体の知れないものに慄いている様子が
    そして いざ、ふるやのもりが登場した場面では
    あまりに怖がり過ぎて大変なことになる二人が笑えますね。
    娘も全く泥棒とオオカミと同じ状態で
    「ふるやのもりってなに?なんなのよ!」と読んでいる途中で何回も聴いてくるのが可笑しかったです。
    でもふるやのもりの正体が分かってもピンとこなかったみたいです。
    今時雨漏りする家ってあんまり見ませんもんね^^;

    投稿日:2010/09/15

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  • サルの顔が赤いわけ

    田島征三さんの絵がとっても懐かしく、同系色で解りにくく書かれたところは、「闇の中」「気配を消している」という、状況をうまく現していると思います。

    サルの顔が赤いわけ・・は、いろんな絵本に出てくるんだな・・と、感心してしまいます。こういう要素が、昔話が、長く伝えられた秘訣なんでしょうね。

    「ふるやのもり」というものを勘違いして、お話がどんどん進んでいき、とても楽しかったです。

    投稿日:2008/07/18

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  • 時代に合わない!?

    • イザリウオさん
    • 30代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    私自身はすごく好きなお話です。
    私が子供の頃でさえ「ふるやのもり」は今ひとつオチがよくわからなかった記憶があります。
    が、裏表紙には読んであげるなら4歳からとあるので、5歳児のクラスで読み聞かせをしたところ、わかりやすく読んだつもりでしたが、やはりオチがわからず。
    担任の先生と話したのが、今は雨漏りする家がないからね、という現実。
    確かにそうだなあと思うけれども、想像力でカバーして欲しいと思いました。

    投稿日:2007/11/21

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  • 最後まで勘違い

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    『とらとほしがき』を読んだら、“韓国版『ふるやのもり』です”というような紹介が載っていたので、では日本版をちゃんと読んでみようと借りてみました。
    中を開くと、この絵は、『ちからたろう』ではありませんか。
    あいかわらず子どもの落書きのような絵でありながら、なぜか心をぐいぐい引っ張るすごい吸引力です。
    『とらとほしがき』では、とらとどろぼうが逃げておしまいだったのですが、こちらは、その後のさるの場面も出てきます。
    昔話によくある“敵は徹底的に叩きつぶす”論理ですね、と思っていたら、この場面まで間抜けな展開でした。
    最後まで勘違い続きの面白いお話でした。
    それにしても、穴に落ちたどろぼうは、どうなったのでしょうか。気になります。

    投稿日:2007/03/27

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  • ふるやのもりって?

    子どもが図書館でタイトルを見て、”ふるやのもりって何の意味?って言うので、借りてみようということで借りてきた本。中身は、さるの顔がなぜ赤いかという由来の話だったのかな〜?子どもはとてもおもしろかったようです。始めの方は、おじいさんとおばあさんが主人公だと思っていたのですが、途中からは、主題が変わっっていったような感じです。
    昔話らしい絵で、子どもは、この本が気に入ったようです。

    投稿日:2006/09/13

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  • まぬけなどろぼうとおおかみたち

    雨の降る晩、じいさんとばあさんが育てている大事な馬を盗みに入ったどろぼう。

    馬を食べようと、やまのおおかみもまた馬やのわらの中に隠れていた。そんなこととは知らず、じいさんとばあさんは、二人でお茶を飲みながら話をしていた

    この世で一番怖い物はなんだ・・・「ふるやのもりだ」

    これを聞いていた、どろぼおとおおかみ。

    その時雨がざんざと ふってきた 「そら、ふるやのもりが でた!」と二人はさけんだ。

    どろぼうは、頭の上に落ちたしずくにびっくりして、おおかみのうえに落っこちた。おおかみはびっくりして、走り出した・・・・
    オオカミに聞いた森の動物たちは、、ふるやのもりを退治する相談した。

    ここで一番智恵のあるさるが、ふるやのもりを退治する役目を引き受けるが・・・

    元々猿のしっぽは、ながーい しかしどろぼうに引っ張られてちぎれてしまう。

    そこで顔をすりむいたさるの顔がまっかになったんだと。

    どろぼうは、かくれていたほらあなにまっさかさまに落ちたと。

    なんと昔話はひょうきんなんだろう。

    今のこの時代には、考えられない、ユーモアが潜んでいる。
    単純だけど、どこかにくめない。
    おおかみも。どろぼうも。

    今の社会もこんなふうにユーモアがあったらいいのになー
    そしたら、子どもが殺されたり。自殺する人もいないのでは
    人間には、やはり、余裕とユーモアが一番。

    投稿日:2006/04/14

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  • リュウマチではなかったんですねー。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    「ふるやのもり」って、今時の子供たちは知っているのかしら?私が初めてこのお話を知ったのは、幼稚園の頃。そのおどろおどろさに、ちょっと恐がりだった私は背筋がぞっとしたのは覚えています。
    でも、結末はおどけて面白いんですよね。
    瀬田さんの絵本で、「ふるやのもり」は雨漏りのことをさしていましたが、私が聞いたお話では雨漏りというより、雨漏りなどで起きるリュウマチを意味していたような気がします。(覚え間違い?それとも話してくれたおばちゃんがそういっていたのかしら?)
    ついでにサルのしっぽの短い訳まで分かるので、ぜひ、一度は読んで欲しい絵本です。

    投稿日:2005/08/17

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  • おおかみより恐いと言われる「ふるやのもり」をこわがる泥棒と、泥棒より恐いと言われる「ふるやのもり」をこわがるおおかみ。さて「ふるやのもり」の正体は?猿の顔は何故赤くなったか、の由来話です。楽しいお話と、豪快な田島征三さんの絵に、子どもたちはきっと夢中になることでしょう。梅雨のシーズンなど、雨の降る時期によく読んでいますが、この頃雨漏りする家は少なくて、子どもたちは「雨漏り」を実感できないかもしれませんね。

    投稿日:2002/07/18

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