おつかいを頼まれた、こぎつねのこんた。
お店に行く途中に、お母さんにダメといわれていた「おりのみち」をどうしても通りたくて入ってみると、鬼や妖怪が次から次へと現れて、お店について出た言葉は・・・。
とても可愛くて笑ってしまう絵本です。
表紙ではウッキウキのおつかい気分ですが、「もりのみち」へ入ってみたら、鬼や妖怪、おばけが出てきて、驚きの怖がりの表情で先をいそぐこんた。
呪文のように繰り返していた「おあげ」が、いざお店の前にたどりつくと、その安心感から涙ながらに・・・。
ここがとっても楽しいのです。
大型絵本なので、迫力倍増です。
長女は、「おあげ」から「てんぐ」になっていくといった言葉の言い違えが楽しく、最後のセリフには大爆笑でした。
次女は、鬼や妖怪が怖くて、出てくるたびに「こわい〜」とべそをかいていました。
物語には関係ないけれど、ちいさなもぐらの行方が気になっていたようです。
絵にとても迫力があって、お話の魅力を引き出しているので、読み聞かせにぴったりです。
でも、怖がりさんにはちょっとひきつる迫力かも。