「日本の妖怪大図鑑 （2）山の妖怪」 みんなの声

第2巻は「山の妖怪」特集です。
特にお薦めのページは「てんぐ」についてのところ。
ここでは一言に「てんぐ」といっても、大きく分けて2種類のてんぐがいることを教えてくれています。
また、2巻の巻頭コラムは、妖怪学のエキスパート小松和彦さんで、
「百鬼夜行」について書いてくれていました。
室町時代頃から描かれてきた「百鬼夜行絵巻」こそ、日本における妖怪図鑑の始まりではというお話、大変面白かったです。
もちろん、小学生くらいに十分理解できる言葉で解説してくれているので、どのページも分かりやすいです。

最近、『妖怪図鑑』にちょっとだけ凝ってます。
この妖怪図鑑は、全３巻で構成されているもよう。
�Aは、山の妖怪。紹介されている妖怪は、１巻につき３０種くらいですね。
先日、読んだ『妖怪図鑑』に比べると、掲載数は６分の１くらいしかないので、物足りない気もしましたが、掲載数が少ない分、すごく見やすいなって感じました。
各妖怪の解説も、わかり易い言葉で書かれてて、小１の娘にちょうどいい感じでした。
妖怪の危険度がついてるのも、面白い！
初めての『妖怪図鑑』にオススメです。